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あさかぜさんは見た

日記

01/19

Mon

2026

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05/21

Thu

2009

皮膚が削れている。
左手の小指の付け根あたりだ。
昨日おいしいラーメン屋に友達と一緒に行って来た。
分類不可能、とろとろのスープで卵の黄身のようだが、卵は一切入っていない。
味噌でもない、塩でもない、しょうゆなのだろうが、しょうゆと言い切るにはさらさらしていない、かつおの香りがあり黄身を食べているかのようなコクのあるスープ。
トッピングはチャーシューとメンマとみじん切りにされたたまねぎ。
メニューもそのラーメンとライスだけ。
他のものは一切ない。
店員は30代の夫婦二人だけ。
店員の女性は必ず笑顔でいる。
男性はスープやどんぶりをぐっと力を入れて睨みつけるように、ラーメンを作る。
男の腕はたくましく、血管が浮き出ていて、麺の湯きりをする際には、何か噛みしめるかのように、深ザルを落とす。
落とした時、麺の水を振り切る。
男は麺を一心に見つめ、重たいものでも振るい落とし、振るい落としたものの重みを全身で感じ取っているかのように、数度深ザルを振って落とす。
トッピングは二人で息があうかのように、かわるがわる餅をつくかのように手際よくやる。
ぐっと力の入った両手でどんぶりを支え、「お待ちどうさまでした」と出来上がったラーメンをカウンターに差し出す。
ほとんどの客がスープを半分以上飲む。
お腹に余裕のある人なら一滴もスープを残さない。
男の作ったラーメンを余さず、最後の一滴までレンゲで掬い取る。
帰り際、行きつけのバーに寄った。
3年勤めたバーテンが辞めるため、2,500円で飲み放題だった。
300円ほど足りなくて、「今度でいいですよ」とおまけしてもらった。
数杯飲んで帰るつもりだったが、深酒をしてしまった。
自転車で帰りながら、飲みなれていない酒も飲んだことから、おぼつかなくふらふらしながら、壁に手を擦った。
立ち止まった時、気持ちが悪くなり、街灯もない薄暗い街路樹の下に嘔吐した。
「こんな飲み方…」
(いつまで俺は子供なんだ)
死んだほうがいいとさえ思った。
なんのために家に帰るのかもわからない。
酩酊して、世界は回っていた。
ほんの少し残った理性だけで、自転車を走らせる。
転ばないように。
倒れこむようにして眠る。
朝起きて手を確認すれば、皮膚が削れていた。
左手の小指の付け根あたりだ。
吐き気がして、水を流し込むようにして飲む。
笑えてくる。
いつまでたっても、大人のなりそこないでしかない。
昨日冷え込んでいた天気も、今日は晴れ上がりさんさんと太陽が降りそそいであたたかかった。
削れた皮膚を太陽が照らし、抉れて赤くなった部分を染めていた。

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05/20

Wed

2009

魂が抜け落ちて、どこかがらんどうになったような、とことん足りないような、そんな虚無を感じながらでも生きていかなければいけない。

こんなロクデナシでも、最後まで生きたという例を作らないといけない。
お前ら、大丈夫だ。
ロクデナシになっても、最後までロクデナシでいれるやつは少ない。
長い時間がかかっても、思いが徐々に体と気持ちを作り変えていく。
数年?十年?
お前らが考えてもいないような年月はかかるかもしれない。
先を見れば長い。
今日に精一杯しがみつけばいい。

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05/18

Mon

2009

他人を幸せにすることで自分が幸せになる

http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/TKY200905030090.html

asahi.comの勝間 和代さんのコラム。

疑問を差し挟んでいるコメントがあるけれど、私はこれがないと未来は絶望的だと考えている。
私は「幸福の定義は人それぞれある」とは考えてはいない。

もし、独善的な考えをして与えないものがいるのならば、すでにその人は不幸だと考えている。

稼いだものを使って与えるのは当然のことじゃないのか?
なぜならば、あなたの商売は、必ずあなた一人では成り立っていない。
使っているものをよく考えて欲しい。
その上で、お金がどのように流れているのかをよく考えて欲しい。
生活一つとっても、電気ガス水道食料衣服交通遊びなど、それらがあってあなたの生活が成り立っていて、あなたはそれらの必ずどれかを使って稼いでいる。

必ずどれかを使って稼いでいる。
お互い様の精神なんじゃないのか。

あなたはそこに感謝の一つもできないのなら、もうすでに「不幸」なんじゃないのか?
不幸も幸福も結果的には自分が招いていることが多い。

前に書いたかもしれないが、本当の「職業観」とは、自分の仕事を通じて他人を幸福にすることだと考えている。
「ああ、俺っていい仕事したな」と思えることは、幸福なんじゃないのか?
大好きな友達が自分の仕事を通じて幸せになってくれたとしたら、嬉しいだろ。
嬉しくないのだとしたら、とても寂しい人間だと思う。

人類愛だとか、友愛だとか、そんなものは必要ない。
自分が身近に接する親や友達や大事な仲間が、少しでも幸せになってくれればいいなと考えるのが、一番の幸福なんじゃないのか。

前の日記で、携帯小説を書くのを断ったと書いた。
よく考えてみれば、もし自分に高校生くらいの娘がいて、「お前たちからお金とって、この飯食わせているんだぞ」なんて言えないと思った。
それを考えるだけで、気まずくなる。
飯が喉を通らないだろ。
大人の事情は、大人だけで決着をつけるべきだ。

しかし、ドライにその年齢層を「市場」として考えて稼いだものが「勝ち」なのか。
今でも相当悩んでいる。
漫画は?中学生や高校生をターゲットにしているものが多い。
お金が現在手元にない時って、なんでもしたくなるものね。
職なし、金なし、経験なし、切羽詰ってきたらコンビニでも襲ってやろうかという人間の気持ちがわかるような気がした。
携帯小説の主力層である、女子高校生。
彼女らが食いつく内容「レイプ」「妊娠」「高望みの恋愛」「破局」「暴力」「堕胎」なんでもあり。
わざわざ書くべきなのか。
切羽詰ると高校生相手でもそんな内容で書いてもいいかなと思えてくる。
自分が不幸だと感じたら(意識していなくとも)、とたんに人は誰かを不幸にしたくなる。
お金を取られたら、稼いで、取った相手から搾り取って潰したくなる。
解雇されたら、上司になってそいつの首を「役立たず」と言って、罵りながら切りたくなる。
そういうものでしょう。
彼女らは幸福だから刺激として不幸を見たいのか、不幸だから不幸を代弁してくれるストーリーが欲しいのか。
本当の幸福の意味がわかっていないのだと思う。

自分が幸福になったら、やっぱり誰かを幸福にしたくなってたまらなくなるんじゃないのか?
そういうことを教えなきゃいけないのに、「売れない=食えない」。
ふざけんな。
冗談じゃねえよ。

他人を幸せにすることは自分の心持のことで、相手に強制することじゃない。
世の中のほとんどすべてのことは、「自分がどうするか」であって、「他人がどうあるべきか」ではない。
「どうあって欲しいか」は許されるべきだし、言うべきだとも思う。

自分がどうあって、何を作って幸せにしたいのか、私は常に考えている。

そして、お金は私のところに集まるべきだと常に考えている(え?)。
ブルータス、お前もか。

おあとがよろしいようではないようで。

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05/17

Sun

2009

「どのような人間が言ったにしろ、それが名言か名言でないかわからねえようなやつは、人生の指標そのものがねえやつだ」

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05/15

Fri

2009

リストカッターの知り合いがいる。
常習犯で、下手をすれば死ぬ恐れもあるほどの激しい出血を伴う切り方をする。
何年か前から連絡を取り合っているので、事情はわかる。
私は否定する気がない。
肯定する気もない。
あるがまま、その人の気持ちを受け止めたい。

「理解してもらえない」
と嘆いていた。
「理屈で説明できない衝動を、他人に理解してもらおうとするほうがおかしい」
と俺は言った。
自分も最初の「お飾り程度」のことはやっていたから、どのような過程を経てそうなるのかがなんとなくわかる。
それが精神的な「トリガー」を持ち、「フラッシュバック」を伴い、精神の杭となり突き刺さっているのが、自分はモノを描く手前、なんとなく推測できる。
「フラッシュバック」や「トリガー」を持たない人間は、ここには一切口出しできない。
これは精神が強い弱いの問題ではない。
「トリガー」とは、何かがきっかけで引き金が引かれ、一気に混乱し精神がぶっ飛ぶ、その「きっかけ」に近いものをさす。
これは「言葉」であったり「シチュエーション」であったり、「行動」であったりする。
たいていは「言葉」の場合が多い。
他人はこの事情がわからないから、まるで腫れ物に触るような感じで接する。
冗談も言えないような息苦しさを感じながらその人物と接する。
しかし私から言わせてみれば、品性をきちんとわきまえていれば他人を傷つけることはまずない。
なぜなら、ほとんど他人に対して否定語を使うことがないからだ。
見下すような仕草もしない。
他者に対する品性とは、他者という未知の可能性に対して尊敬することだと思っている。
「生きづらい」
と言っていた。
通常は前向きに物事を考える人でそれほど多くない「笑い療法士」の資格を持っている人だ。
生きづらいことは、自分も感じている。
特にこの日本は、閉鎖的な気質が強すぎて、何かにくくられ、閉じ込められていくような息苦しさを特に感じる。
我々の意識が、他者を追い詰めている。
それは自分でもよくわかる。
「血が止まらない。吹き出ている。どうしよう」
と言っていたが、電話じゃどうしようもない。
風呂に入っていたらしく、下着すらも血で汚れるので着ることをためらっていた。
変なやつ。
「あのさ、裸で救急車で運ばれていくのがいやだったら、着るか、観念するかのどっちかにしなさい」
「裸で運ばれるのは嫌。でも着たら服が血で汚れる」
「いいから!どっちがいいのよ!裸見られるのと、服汚れるのと!」
しぶしぶ服は着たようだった。
変なやり取りだなと思いながら、話を聞く。
貧血になると息が苦しくなると言っていた。
血は酸素を運んでいるので、致死量ギリギリまで出血すればそうもなるだろうなと思った。
「あのさ、電話中に倒れられても困るんだけど。最後に話していたの俺で、警察とかから電話きても俺答えられないよ?」
と言ってやった。
当然なんだけどさ。
ちょっぴりドキドキしてた。
本当に倒れられても困る。
だって住所知らないもの。
衝動であろうとその人間が選ばされたことであり、選んだことだ。
出血多量で死んだとしても、それは本人が徐々に体に刷り込んでいったものだ。
電話を切るとき「ありがとう」と言っていた。
そういうところは、律儀だ。





わかるんだ。
この人の世を生きるには、繊細な心では生き抜けない。
汚さを身につけるしかないし、自分が汚いことにすら気がつかない人間は人生を一生幸福に過ごせる。

携帯小説を書かないかと私にとある組織から誘いが来た。
断った。
彼ら高校生たちを相手にすれば確かに金になる。
金になることを量産すればいい。
自由に金を使えるようになる。

自分は人にどれだけ大事なものを残せるかに作品への思いが宿る。
忘れ去られるような一過性のものを描いて、彼らから金を巻き上げて、どんな幸福な未来があるというのか。

以下が、コメントになる。

携帯小説は彼ら独自の文化で、私がそこに介入しなければならない理由がない。
やりたいようにやらせてあげればいいじゃないか。
大人が子どもに媚びるのは愚行だと思うし、彼らを飯の種にして金を巻き上げるのは品性がない。
我々が彼らに残してあげたり、教えてあげられることは何?
そんなものを考えもしないで、彼らの流れに反して、彼らを金づると見て、大人の理屈を振りかざしたり、彼らに取り入ろうとする?
もし先生だったとしたら、その先生教師続けていられないだろうね。
彼ら高校生は未熟で当たり前。
でも未熟なうちに祭り上げたら、本当に人間ダメになると思う。
未熟さを指摘するのもいけないし、大人が彼らの等身大に迫ることは難しい。
金を稼ぎたいだけなら、ただ彼らを騙せばそれで済む話だろ。
大人は汚いんだからさ。
彼らの世代に何か残せるものがあるのならば、一生懸命描く。
でも今は理由がない。
大義名分がない。
彼らが描く夢の世界で楽しめるのなら、それでいいじゃないか。
大人が参加してありえないおとぎ話を描く必要はない。
不幸を見せ付けるようにして描いて同情を引くこともない。
そういう話は下卑すぎている。
現実はもっと辛くてしょっぱい。
うまくいくことがむしろ少ない。
彼らもわかっているから夢を見たがる。
でも彼らの世代に必要なのは、夢を見させることじゃない。
一緒に悩んでくれる身近な大人だと思う。
おとぎ話を提供する大人じゃない。









世界はおとぎ話では成り立ってはいないのだ。

でも、希望は捨てないで欲しい。
私はそのために、作家でいたいんだ。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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