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あさかぜさんは見た

日記

03/04

Sun

2007

「当事者じゃないあんたに何がわかる」


「私のこともっとわかってほしい」

答:わかりっこない

他人と理解を深める気がないのならば、「当事者」たる理由を全面に押し出す必要性はなく、また他人に対しても自分を押し付ける必要性はない。
しかし他人に自分を前面に押し出して己の抑圧されたものを垣間見せるということは、逆説的に「理解して欲しいこと」が強くあって、それを他者が満たしていないからこそ言う言葉であり、つまり他人との交流を強く求めているからこそのジレンマ。
そんな状態では当然精神も擦り切れ疲弊し、他人を信用できなくなる。
わかりっこないからこそ、互いに理解を深める必要性が常にあるわけで、それは両者のためにとっても有意義である。
二度と「あんたに何がわかる」と他人に対して暴言を吐かないために、自分が傷ついているからと言って、他人を傷つけないために、わかりっこないところから始められることがたくさんあるということに気がつくべきだ。
そのわかりっこないところから始められるものこそ、常に希望に向かっていくのではないかと思う。


人間、誰だって完璧にはなれないさ。

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Comment

無題

  • 白椿
  • 2007-03-05 10:11
  • edit
「当事者」が求めているものは
往々にして
「理解」という結果ではなく
「理解しようとする姿勢」という過程である

自分自身が 自分でわからないのに
また 表現できないのに
他者に理解を本気で求めるのは
単に わがままである

理解しようとする真摯な姿勢をみせても満足せず
まだ 「理解そのもの」を求め いきり立つ人は
たとえ 本当に理解することができても
「ありがたい」とも
「わかってくれたんだなぁ」とさえも
気づかない人だね。。。きっと。。。
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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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