もはや小説を書くことは、自分の命に対して最後の価値観を見出す行為でもある。
それが食えなくとも、一人前に稼げなくとも、これが自分がしがみついている最後の人間としての価値だ。
そして書くことを、表現することを失ってしまったら、もう生きる意味を見出せなくなる。
死んだ方がいいんじゃないかと思うことは多々あるけれど、生きる屍にまだならないのはこれがあるから。
そんなものが自分にはまだあるから、生きる希望のようなものを見失わずに済んでいる。
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