きちんと目を見開いているはずの人間が、妄想だけで物を言うことに大変嫌悪感を覚え、時として怒りすらも湧き上がる。
私はそういう人間が心底大嫌いです。
たとえば、中国人はこうだよね。
と、傾向を述べるまではよいのですが、一遍の事実だけでその人種のすべてをくくって決め付けるとか、自分で見も調べもしないのにうわさだけで断言するというのが許せない。
アメリカ人が戦争を起こしたからって、やつら全員が好戦的ではないのは当たり前のこと。
イラクで戦争起こした時だって、嘆いていた友達はたくさんいたし、低所得者層のひとたちは余計に生活が苦しくなってきたということを怒りを交えて言っていた。
いわゆる一言で言うところの「先入観だけでしか物事を言わない人」が嫌いなのです。
自分の意見を述べることはいいですよ。
大変よろしいことだと思いますが、自分の意見という範疇を超えて、お前もこうせよと言い、なおかつそうしないのはおかしいとわめきたて、従うまで陰湿な手段でやり続けるのは、傲慢にもほどがある。
そういう種類の人間を下衆というのです。
と、きついことを書いているのですが、感情に流されるのが人間。
理性的なようで人間はほとんど本能に近いもので動き、それを「理性」「理屈」というごまかしをもって、生きているに過ぎません。
自分を疑えない弱さがステレオタイプになる。
だが自分を弱者だと思い込むのは間違っている。
誰かのために、何かのために、たったひとつでもできることはあるはず。
その時初めて自分の殻をやぶれるんじゃないのか?
と思っている。
[0回]
PR
http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97ステレオタイプ