以前、「さんまのからくりテレビ」を見ているときに、スチュワーデス養成学校?の生徒たちが、なんだっけな、「背伸びしたらその分だけあの星に近づけるよね」ってセリフに「きもいよね~」って言っていたのを見てむっときたことがある。
リアリストであることはかまわないけれど、ロマンチシズムを否定するのは、あまりにも滑稽だと思う。
私はいつもこう思う。
もし、星に近づきたいと本気で考えなかったら、ロケットや天文学なんてできなかったのではないか。鳥になりたいと誰かが思わなかったら飛行機なんてできなかったのではないか。飛行機がなかったらスチュワーデス(今客室乗務員っていうんだよね。アメリカで男性の人がいたけど、めちゃ格好がよかった。ホテルマンみたいだった)なんて職業もなかった。
人類の叡智なんて、過去の積み重ねで、その過去の中の強烈なロマンチシズムとそれに対する情熱が、今の現代技術になっているような気がしてならないから、ロマンチストをばかにする人間が許せないのだ。
いずれにせよ、我々は巨人の肩に乗って見晴らしのいい場所にいる。己が0から積み上げて現代技術までたどり着くのは到底無理だ。
ロマンを忘れない純粋な心とそれに対する情熱が集まれば、もっと日本はよくなる。今の子達はリアリスト過ぎてつまらない。願い事を見れば、お金、権力、名誉、楽してお金欲しい。職業に対してもどうも冷めている。もっと、力強い想像力が欲しいと思った。なぜなら子供というのは、知らないからこそ突拍子のないことも考えるものだと思っているから。だから想像力が膨らむものだと考えているから。
でもそれが希薄になってきて少し寂しい。
情熱的なロマンチストは消え去ってしまったのかな?
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