ある大預言者Kが言った。
「そなたの親知らずはいずれ災いをもたらすであろう。いつかは抜かなくてはなるまいて・・・」
なんて言ったかどうかはさておき、私の親知らずは今下に2本残っています。
そして札幌の歯医者で「今は元気なので持っていますが、いつ爆発するかわかりませんよ」と何度も言われていた。
痛くなったらいけばいいだろう、なんて気楽な気持ちでいたら、なんと京都に行く少し前から奥のほうが痛み出し、京都の歯医者に予約することに。
札幌では親知らずが横に生えていて普通には取れないので準備が必要ですと言われていたので、どう取るのか聞くと「歯を四分割にして取ります。もし痛いのが嫌であれば大きな病院で全身麻酔で寝ている間に取るという手段もあります」と言ったので「それほどか」と恐れおののいておりました。
痛みを感じ始め、そろそろ年貢の納め時かと今日歯医者に行くと北海道からの患者に先生に珍しがられまして、「僕ヒラフスキー場とか行きましたよ」と言われました。
滅多に遠方の患者なんて現れないものね。
そこでちょっと恐ろしいことを言われまして「うちじゃ抜けません」と言われました。
レントゲンを撮ってもらって見せてもらったのですが、親知らずの根元が神経と動脈にかかっているらしく、下手をすると動脈傷つけて血が止まらなくなり輸血が必要だとか、神経傷つけると麻痺が残るとか、たかだか親知らずごときで大変な話をされましたよ。
そして現在首筋が痛いのですが、それはリンパ節が腫れているからだということなのです。
親知らずが縦ではなく横に生えているために奥歯と親知らずの間に雑菌が入りやすく、その雑菌が繁殖している状態ということらしいのです。
「これが、首の下まで痛みが行くようだとまずいです。雑菌が降りてきているということなので。本当にごくまれなケースですが死に至ります。私の診ている患者さんでも年に2,3人は病院に搬送される人います」
「ふっ」と、あまりにも意識していなかった話に笑ってしまったんですけど、うおい!札幌では神経にかかってるとかいう話は出てこなかったぞい!・・・って話し忘れているだけかもしれないけれど。
ということで口腔外科に今度行くことになりまして、京大にも診察に行っているよい先生だということで予約とってやってもらいますが、一ヶ月くらい先になるそうなのです。
京都に来て最初の大仕事が親知らずの抜歯だとは。
それと、話が前後しますが京都に行くときに今回Peachという航空会社使ったのですよ。
激安で有名で安いときは5000円ぐらいで札幌関空間片道で行けるわけですが、クレジットカード決済210円席指定210円ネットで予約制の荷物預かり1個1050円と、「サービスの値段」を一つ一つ意識させられる航空会社です。
新千歳でチェックイン時には機械にバーコードを読ませるわけですが、私はプリントアウトしたやつで一発ポンでしたが、横のおばちゃん携帯電話で読み取らせようとしていて失敗していました。
大きめじゃないと読み取れないみたい。
突然荷物が1個増えることになりましたが、カウンターでは2100円、クレジットカード払いのみ。
しかも荷物の破損状況チェックなしで免責だけ念を押すところに一瞬不安がよぎりましたよ。
横にANAのカウンターがありましたけど、打って変わって満面の笑みで迎えられました。
なんかPeachの従業員結構必死だよ。
大丈夫かね。
関西を拠点にしているらしいのですが、関空ではターミナルにはまだ着けることができません。
バスで外まで一気に出て、外というのは空港の建物内ではなく、タクシーとかバスとかが着く建物玄関口まで移動するという状態です。
なんとそこで荷物を外に置いてセルフチェックで荷物を持っていく。
これにはさすがの乗客もどよめきました。
だって似ている荷物があって誰かが間違って持っていっても保障なんてしてくれないんですから。
つまり値段といい扱いといい「荷物持ってくんな」ってことですかね。
機内持ち込みの分については無料なので、それ以外の荷物がない場合はお得かもしれませんね。
飛ばなかったとき怖いけどね。
しかしまあ暑さが和らいだとはいえ9月の京都の日中の日差しは、まだ柔らかく噛み付く程度の強さはあります。
北海道では体験しない気温ではありますが、これから冬ですし地味に頑張っていきますよ。
ひとまず当分はこれ以上腫れないように体の抵抗力をつけ、無事に歯を抜くというのが目標になりそうです。
健康って・・・いや、歯って大事ですね。
歯は大事にするんだよ。
良い子のみんな。
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