この内容もさることながら、1992年にこれを言う先見の目に恐れ入る。
10年以上たって、ようやく世界が動き出した現在、我々はまだ滅びの道を歩んでいる。
坂本龍一も提唱していたが、「コンパクト」を主において考えるということを思い出した。
つまり、エネルギーをなるべく使わない方法ですべての流れを組み換えるということだ。
具体的には、近くのものは近くで消費する、遠くからわざわざ持ってこない、余分なエネルギーは使わない。
ようは、倹約の精神ですね。
大きなものを維持させるために、余分なエネルギーを投入するのではなくて、小さくなるなら小さくまとめて、最小限のエネルギーでまかなえるようにする。
…ま、人類が滅びれば一番いいような気もしますが、それはもう誰かが言っていることで、口にしただけでげんなりするし、当たり前すぎるけど意図的には実現不可能ですし、どうせ今の壊れた地球環境を再生できる術は人類は持っていないわけですから、あとは滅びるだけと、そういうことになりますね。
傲慢ゆえのこの世界でしょう。
なんでパソコンつけてわざわざ電気消費して、「環境問題」を訴えているのか、もうそこからして自分がわからなくなりますよ。
でも、ひとつだけいつも疑問に思うことがある。
「お前に言われたくない」とか言うけれど、自分の問題であって、他人は関係ないと思う。
自分がどう思い、どう行動するか。
それが一番の問題。
一番コンパクトな生活というのは、「被災地」を思い浮かべてみてください。
電気、ガス、水道、このライフラインがなくなったとして、どうやって過ごすか。
最低ラインはこれだと思うのですがいかがでしょう。
で、自分はどういう生活をしているか、という「差分」を考えると頭にパラメーターみたいなのが浮かんできてはっきりわかるかも。
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