現代における「作家」の定義は、もう崩壊している。
埋もれるほどの話。
無駄ともいえる文字の山。
なんのために話を書くのか。
人の作品を見て、莫大な数の中に量産される、どこかで見たような、聞いたような話。
なぜ、小説を書こうとする?
愚問だ。
なぜ生きているのですかと質問するぐらい愚問だ。
ほとんどの人間は衝動的に書いている。
その衝動に理由や目的を求めない。
だから、「書きたかったから書きました」程度なのだろう。
決してそれは「書かなくてはならなかった」ものではなく、ただ単に「書きたかっただけ」なのだろう。
理解されないのではない。
己の着眼点と切り取り方が悪いのだ。
何もかも色を詰め込みすぎて、黒一色で書かれている絵のように、わけがわからないだけなのだ。
もしくは、読ませるだけの力が足りないか。
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