誰もが突拍子もないことに否定から入る。
無理だ。
とうてい不可能だ。
現在の状況から逸脱したものを想像できないものは、大きな未来は作れない。
なぜなら、奇抜なものは前例のないもので、過去を探して安定材料を探しても無駄だからだ。
「それみたことか」
「やっぱり失敗しただろ。言ったとおりだ」
みんなその言葉を他人に言い放って自己顕示欲に浸りたいのか、それとも変化が怖いのか。
犠牲にするものがなくて、何が得られるのだろう。
苦しまずして、どんな鋭いものが創れるというのだろう。
ずっとなにかあるごとに心に思い出す宣伝がある。
見るたびに涙ぐむのだが、この宣伝にだけはかなわないと思った。
同時に、自分が誰かの想像力あふれる未来を潰すことに恐怖を感じた。
そして、己の未来さえも、他人にはくくれない何かがあるのだと自分で充分感じた。
もし、自分に本当に能力があるのなら、必ず世の中に出られるだろう。
そのタイミングがいつになるかはわからないけれど、なぜか自分が活躍している姿は想像に難くない。
少しずつ、近づいている。
そう、感じる。
誰も敵はいない。
一番の敵は、あらゆるものに対してくじけそうになる心そのものなのだ。
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