地震が起きたころ、ちょうど温泉地に向かうバスの中だった。
日曜に帰ってきたけれど、ずっと落ち着かずテレビばかり見ていた。
日曜、千歳近辺では赤く滲む夕闇の中、自衛隊車両が何台も夕日を横切っていた。
被災地への支援車両であることが、車両側面に書いてあった。
阪神大震災を乗り切ってきた友達がいる。
「津波と原発がある時点で、うちらのとは違うわ。思い出す。怖い」
と言っていた。
この地震の惨劇を見ながら、別のことを考えていた。
この日本の未来と、情報そのものに対してだ。
今は非常時なのでへたな推測で物を言うことは避ける。
だが、不穏な空気を察知した。
この後、復興していく日本を守るために、なるべく手が打てるように自分が動いていくことが大事なのではないかと感じた。
破壊をもたらすものは自然災害だけではない。
この点が一番恐ろしい。
今はこれから起こってくる様々な問題に対し、一刻も早い手が打てるよう最大限の選択肢を選び取っていくことを望んでいる。
個人や組織の都合など、後になってからでよいはずなのだが。
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