20年後の日本の大問題として大きく表面化してくるワーキングプア。
恐らく、「労働者」という問題よりも、そこから派生してくる二次的な問題のほうが大きいかと思われる。
地方格差と一言で言うが、経済が維持できないということは、そこで成り立つお金に関するすべてのことが疲弊してくるということになる。
実際現状もなかなかひどい。
きっとこの問題に着手するには、現行法や企業のありかた、労働者の流れなどすべてを洗い出さないと本質的な解決方法は見えないと思われる。
自分も、他人事ではないので、全身の血の気が引く思いをしたが、どのコメントを見てもしっくりくるようなものがない。
局部的な視点で見えるような問題ではないことは、本を読んでよくわかった。
これはたんなる「扉」にしか過ぎない。
本を読んでも「ヤバイね」としか思えない。
何が問題なのか、どうすればよいのか、具体的なことが浮かばない。
少なくとも技術のないものや新興企業を育てられる懐の深さがなければ、国は疲弊するに決まっている。
負の遺産は受け継がれていくという。
この問題が解決されない限りは、底辺層は大きくなって、一部の富裕層だけが残るという完全な二極化が将来成立するわけだ。
はて・・・今は大丈夫と思っている人も、自分の子供がなるかもしれないし、もしかしたら自分がなるかもしれない。
いったいどうすればよいのか・・・
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