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あさかぜさんは見た

日記

12/06

Sat

2008

「小説家が人間を書くとき、当然その人間よりも深い苦悩を背負わなければなりません。そしてようやくその人間を見下しも美化もせず、真正面から受け止めることができるのです。本物の小説家であるためには、誰よりも死に隣接した場所にいなければなりません。苦悩の奥底から、人を下から支えるのです。それが作品に対しての最大の優しさとなり、人を受け止める大きな器となり得るのです。そして苦悩の分こそ、作品の人間味や抑揚となって充分に表現されてくるのです」

「小説家の能力とは、気づく能力ではなく、気がつかされる能力なのです。むしろこの後者の能力のほうがずっと大事です。人あっての小説。その人を無視するような投げやりなものは、もはやモノでしかないのです。それは小説としての意味も意義もない、ただのモノです。ですからガラクタに成り下がって忘れ去られるのです。小説家は幸運です。与えられたものすべてに感謝でき、そして生かしていくことができる。私は人間と向き合うことができて幸せです。己をしっかりとぶつけてくる、その語りかけに、向き合う幸福があるのですから」

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08/26

Tue

2008

プロとして成長する

「努力と言う言葉は、努力を知らない人間が言うことで、愛と言う言葉を知らない人間が、安易に愛を用いることと同じでありまして、努力を知る人間と言うのは、安易に努力と言う言葉を言えない恐ろしさを肌身で知っているわけです。つまりこれは職業に対するプロ意識にも言えることでありまして、その職や仕事に携わる本当の恐ろしさを知ってこそ、ようやくプロの第一歩を歩めるものだと思っています。恐怖も感動も、これは理屈ではありませんから、両方知ってこそ、本当の成長もありえるのです」

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05/03

Sat

2008

恨みへの最大の復讐

「見下すくらいなら、最低だと思うなら、その人を許してあげなさい。そうすれば、あなたはその人よりもはるかに器の大きい偉大な人間だということになるのだから」

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01/10

Thu

2008

「いいか、よく聞け。物事は一朝一夕には成らぬ。己が雨だれになったつもりで石を削ってゆかなければならない。思い通りの形にするには、自然の形を追求するには、機械でやるように短時間にはできないものなのだ。心せよ」

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09/07

Fri

2007

「ああそうだ。人類は永遠に好き嫌いで争い続けるのさ。どのような言葉で偽ったって無駄さ。どうせそこからはたいした逸脱はしていないのだよ」

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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