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あさかぜさんは見た

日記

03/28

Sat

2009

違和感のある教室の子供

一週間ほど前に見て、起きた時にどこだかわからなくなるくらい混乱していた夢。



自分は、教室の後ろ側に座っている。
同じ列の一番前の席に、一人だけ違和感のある子供がいる。
暗闇に包まれているというか、一人だけ異様な雰囲気を感じてずっと気にしていた。

前に二人の死体のことを聞いていた。
一人はわからないが、もう一人は女の人の彼氏だった。
二つの遺体とも首がなく、女性のほうはずっと彼氏の首が見つかることを望んでいた。
その話を知っていたのか、妙に前に座っている子供のことが気になってしょうがなかった。

ドラム缶のようなやや大きめのたらい風呂のようなものに、自分は入っていて、よく見るとその子供もいた。
片足で一生懸命何かを沈めているようだったけれど、よく見ると行方不明だった首だった。
しかもただの状態ではなく、皮がはがされている首で、恐らくその子がやったに違いなかった。
女性は風呂の中に入ってきて、生首を抱き、ようやく見つかったと涙を流しながら喜んでいた。

教室の後ろの席でそのことがあってか、ずっと異様な雰囲気の子供を見ていた。
授業中で、ビデオのようなものをみんなで見ていた。
短歌か俳句のような解説で、その詩が子供のことと大きく関係しているのだと直感的に感じながら見ていたのだが、ふと気がついたことがあった。
細かい詩の内容は忘れたが、この詩の内容のことを実行するには「一人ではできない」「必ず二人必要になる」と知ったとき、子供の殺人への動機が、ふっとわかって、思わず立ち上がり、教室の前へとずかずかと行き、異様な子供の横を通り過ぎ、おかっぱのような髪型でよく顔が見えなかったけれどしっかり顔を睨みつけながら教壇の前に立ってみんなに力説した。
「この歌は一人じゃできない。必ず二人いないとできないんだ。二人じゃないと歌の内容はできないんだぞ!」
そう叫んだとたん、教室が真っ暗闇になり、何も見えなくなって金縛りのように体が動かなくなった。
そして、なおも自分は叫んで、
「お前たち!この恐怖がわからないのか!これがこいつの正体なんだぞ!お前たちにはこの恐怖がわからないのか!」
暗闇の中で何か揺れたような気がして、もはやここまでかと思ったとたん、目が覚めた。

仮眠をしていて夕方に起きたけれど、夕暮れ時なのか、朝方なのか、どっちなのかさえもわからず、自分の部屋で目覚めたということもしばらくわからなかった。

そんな怖い夢だった。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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