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あさかぜさんは見た

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03/18

Sat

2017

いわゆる日本で言うところのアダルトビデオ

「ポルノ産業にもっと女性を、多様性を」ポルノ制作者、エリカ・ラストの挑戦

どこの国も同じなのかもしれない。
女性の性は男性のために消費され、女優は変わっても内容は同じ。
マンネリ化したストーリーと設定で、カメラワークも見慣れたものばかり。
あとは女優さんと設定で、違う作品かのように演出はしているけど、もう「またかよ」感がある。
かと言って今度は過剰に反応してポルノは女性を搾取しているから、この世からなくなればいいかのような論議まである。
もうこの分野はオナニーもセックスもしない人には一切話しの土俵に上がって欲しくないよね。
話している根本が違うのだから。
性を平等に見るって、一体どういうことなのか。
そのバランス感覚が最初からない人同士が攻撃的にやりあったところで、ただの言葉遊びにしか過ぎないわけだし、その言葉遊びが通常の性を締め付けるようなことがあってはいけないと思うしね。
性の多様性っていうと「マイノリティ」にも突っ込んでいってしまうから、多様性はようござんす。
もう情報化社会だしね。
何があるかは興味のある人がどんどん調べればだいたい際物に行き着くから。
道具も沢山あるし。
隠しても隠しきれるものではなくなった。
だったらさぁ、もう開けたものにしていって、後は個々人の判断に任せればいいだけの話。
だって正直言って、ジャンルごとにキーキー言ったって、セックスって両者の合意がなければ基本できないものだから、だからきちんと教えてあげればいいの。
きちんと姓のことについて教えてあげず、ただタブー、禁忌、恥ずかしいから隠すもの、みたいなことをやってるから、育っていった子供は勝手に色々自分なりに知って勝手にやっちゃうわけで。
ま、そういうご時勢になってしまいましたよ。
だから性に関して、もう「消費型コンテンツ」しかないわけじゃないの。
一回見たらもういいやっていう。
作品として大事に創って、ちゃんと性を平等に、女性を大事に、お話も作りこんでカメラワークも、なんていうのある?
あったとしてもどこにあるのかわからないくらい。
まだまだそういう観点で創ると支持が得られないっていう以上に、作品としてつまらないんだろうな。

さて、エリカ・ラストさんに戻るけど、
予告編をいくつか見たけど、予告編通りの映像が全編を占めるのなら、ハイセンスな映像だと思うし、所謂スタイリッシュで前衛的。映画だよね、これ。
アメリカのカジノで泊まった時じっくり見させてもらったけど、なんで白人のポルノって女性のケツとか前とか荒々しく掘るの?道路工事かよ。情緒がない。と思っていた。あんなの見てたら、荒々しくして尻でも叩けば女は感じるみたいなこと思うんじゃないのかな?
あんなのばっかりだったら、言ってる事よくわかる。
基本的に「支配権がどちらにあるか」のやり取りが多すぎるんだよね。
性を消費する一方的なものから、きちんと性と向き合った作品創り。
そういうのがあってもいいんじゃないかなって思ってたら、あったよ。
世界は広い。
「女性の視点で徹底して創る」
似たようなこと考えている人がいて、実行にも移していた。
こういう肝の座った人間は大好きだ。
この人はセンスの塊だね。
ぜひ映像美と文学性を兼ね備えた、映画のようなポルノをこれからも創って欲しい。

見たい人は「Erika Lust」でご検索を。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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