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あさかぜさんは見た

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09/13

Thu

2007

なんとなくアマノジャク

どうしてか、人が書きそうもないものを書いていこうとすると、人の痛みに触れるようなきわどい話ばかりで、あんまり癒しなのなんなの、俺には関係ないぜ、ぐらいの勢いでやっているわけですが、人の期待に応えるのも才能のようなもので、それができない自分は、時々「一生このままなのかな?」などと思ったりもします。

ひとつ思うのは、いまだに「癒し」とか「泣ける」とか、そういう売り文句が消えず、使い捨てのように話が量産されては流されていくのですが、「癒し」や「感動」などのキーワードが消えないのは、より心に余裕がなくなってきているからなのでしょうか?

私の偏見なのでしょうか。
これだけの多くの人の中にいながら、個々人がまったく孤立化しているようにも見えます。
うわべだけの付き合い・・・に近いような、本音を隠しながらひたすらよく振舞う・・・余裕がないのも重なって自分とじっくり向き合わない。
自分と向き合う作業は思春期でおしまいだなんて考える人もいるかもしれませんが、生涯において重要な作業ができずにいる。
生活、ダイジ。
責任、ダイジ。
「調和」や「協調性」が、妙に自分勝手に解釈され、「個性」をうたいながら、それを完全に潰している。
「オンリーワン」などと言う言葉が、「自分勝手」とたいしてかわらない意味で使われている。

「オンリーワン」よりも「トゥギャザー」
個人でいるよりも分かち合うこと。
でも、相手の要求にはあまり応えられない。
人は結局欲望に純粋で、自分は相手の欲望を満たせない。
サービスは、できない。
だから偏屈なままなのかな。
ギチギチの日本人の心をもみほぐせるような文章はあまり作れません。

この世界に落ちた欠陥品たる私は、欠陥をさらけだすのです。
よく見せようとする前に、すべてのことを寛容に受け入れていきたい。

「あいつは凄い悪いやつだ」
どれだけ悪いのか。

「あれはああだからダメだ」
どれだけひどいのか。

私が日本の社会に感じる窮屈さと「常識」という違和感が、晴れやかに解決できる日はいつになることやら。
はたして、これからより高度な資本主義社会に入ろうとしているところに、はたして資本主義を保てるほどの謙虚さは持っているのだろうか。

国家を滅ぼすのは最終的には国民だ。

今日は簡単な算数もできないくらいアホだ。
たまに「どうでもいいや」とか思うけど、今日はもうどうでもいいや。
明日になればまた違うけれど。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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