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あさかぜさんは見た

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10/19

Mon

2015

やりたいことをやればいいは本当に無責任か

そもそも何故「責任」と言う言葉が出てくるのかよくわからないし、「責任」を押し付けるのなら、「何故細部にわたるまできちんと質問してこず、独自のやり方で勝手に言葉を一つだけ取り上げて全て鵜呑みにしたのか」という馬鹿さ加減が見て取れるのだが、例えば私が言ったとする。そして「責任も取れないくせに勝手なこと言うな」と言い寄られたら「ならば君は私の奴隷になる覚悟があるのかい?」と問う。
つまりこういうことだ。
「君は私の奴隷のような存在であり、私の言葉に忠実であり、かつ行動力があり、できなかったことへの叱責を受け、それももしかしたら耐えられぬほどの多くの苦悩を乗り越えられるのが私が責任を持つ条件」
それなら私は責任を持つし、例えば才能がなければ「やめな」とだけ言う。
でもね、やりたいことはやるだけやったほうがいいと思う。
それもさぼらず懸命にやることが条件。
そうすれば「本当に自分に向いているのか向いていないのか」がハッキリする。やればやるほどそれがよくわかる。
自分は出来るという自惚れだけでは、どうにもならない世界というのが数多く存在するのだ。
そしてそれを知るべきだし、大人は子供を安易に否定するべきではないし、安易に夢を与えるべきでもないと思ってる。
例えば自分のような芸の世界に生きるというのなら、下手をすれば何十人と巻き込んで不幸にしていく可能性もあるわけだ。
それを乗り越えていけしゃあしゃあと生きていけるような図太さや、やり遂げるという人生を賭けたものがあればいいんだ。
多くの人間は「編集された他人の一部分」を見て、勝手に夢を抱く。
夢なんて、私から言わせてみれば抱かない方がずっと健全だと思ってる。
大人になればなるほどそうだ。
ただ、目標は大いに抱けばいいと思う。それが大きなものであればあるほど困難が付きまとうが、小さな目標の先にそれがあるわけだから、細かく分類できれば問題ない。
生涯でこれをやりたい。おおいに結構。
「夢」と何が違うかって? 目標は現実だから常に苦労していかなきゃいかんのです。
言い訳を一つでもしたら、目標は遠くなるだけなのです。
他人を責めない。起こったことは全て自分のせいにする。今ある環境は自分が作り上げているのだと知る。人の力を信じて協力してもらえるような自分作りに励む。そして毎日必ず勉強する。恵まれている時ほど人に良く接し謙虚になり、苦しい時ほど人に優しく、常に何かを与えられるよう自らに厳しくあれ。
こういうのが大きな目標を掴むための条件なのですよ。
私、こう見えても、もうほとんど否定されるところがないんじゃないかというくらい、色んな人から否定されてきました。
5年くらいは死んだほうがいい、お前は人生詰んだぐらいのことは言われると思い、その分死ぬ気でやってみるといい。
するとあら不思議、色んなものが見えてきます。
人は社会を生きるために様々なものを気にしているわけです。
まず第一は血縁親族、その次に親友知人、その次に会社や社会生活上関わっている上下関係のある人たちや知り合った人たち。
これらの人たちの「勝手な言い分」をとても気にしているのです。法的拘束力なんて何一つないのにね。病むほど言われたら悩みます。
たいていは蔑むような言い方ってので相場が決まっているからね。
でもね、私から言わせてみれば、そんなの気にするくらいならやめたら?って思う。
いつも通り誰かの言い分にしたがって共通の愚痴が通じる仲間たちと酒でも飲み交わして日々を過ごし、解雇にならないよう無難に会社勤めや仕事をしていれば、とても人生幸せだと思うのですよ。
だって、それは社会上外れた事をしなければ誰も不幸にしない生き方だと思うし、リスクも会社が負担してくれるところが多いし、倒産ってのも最近数多くあるみたいですが、別にその会社潰れたからってよほど無能じゃなければ次の就職先なんて見つかるわけですから、誰かが与えられてくれる仕事をしっかりこなすというのが、そして体力のある会社にいるってことが、何よりもの安心なのではないでしょうか。
ハッキリ言ってどこに居ても苦労なんてのはある。それは当たり前のことだし、それなりの対価はきちんと払っているのだから、どこで覚悟を決めるかっていう話。自分の命なんだもの。自分の人生自分で決めればいい。それを「他人がどうだから」と言うのは大人としてちょっと情けない。
やりたいことをやる。
それは「自分の人生自分で納得する生き方をしていく」って覚悟なんだ。
甘っちょろいこと鵜呑みにするほど頭の中が子供なのなら、何も行動しない方がいい。誰かの言葉に頼りがちだけど、そればかり気にしている人は何も出来ない。
だってリスクが背負い得ない人なんだもの。
そういう人は勇気なんて持たないで、指示してくれる人の下で一生懸命やるのが一番幸せだと思う。
あれが幸せ、これが不幸、ということではない。
やっぱりこれも向き不向きがある。
「やりたいことをやればいい」は無責任とかそういうことではなく、「向き不向きを自分で選べ」ってことなんですよ。
それを知ることが、知って守っていくことが、生きる幸せなんだと。
人の指示に従うということも消極的ながら「決断の一種」ですからな。
つまりは「何も決めないという決断」だから、結局従うことになっていったのなら、それを「認めている」のだから。

でもね、「旅」をすると、「発見」がありますよ。
「遊び」を大事にして生きてください。
心の豊かさだけは、どこかでちゃんと保っていられるようにね。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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