どうしてもギリギリまで原稿を引っ張るという癖が抜けなくて、遅刻ギリギリに応募するということを毎度のこと繰り返しております。
いつも近くの郵便局が閉まったあと、24時間の窓口の郵便局まで行って締め切りの消印ギリギリで送るのですが、今回の小説もう三度目の正直みたいな三番煎じで、正直もう純文学とかよくわからないから自分にとってはもう心底どうでもよくって、別に新人賞など取らなくたって作家としては一応書き続けることもできるし、ネタも沢山あるから、今回送ったら送ったで、結果などかなりどうでもよかったりします。
前骨が折れた時の記事で、自分の場合何かよい兆しの時はわざわざ雲が円状に避けていくくらい晴れるというようなことを書いた記憶がありますが、31日は雨でした。でも嫌な感じがしなかったのは、骨を折ったとき冷たい雨が降っていて、今回は春先の寒さゆるまった雨が降っていた。
雨の日に骨が折れて書こうと思い立ち、雨の日にひとまず送る。因果なものだなと、ふっと笑いながら外に出て、コンビニでプリントしてタクシーで行こうかと思っていたら、コンビニで近くの居酒屋の店主に出会い、郵便局行くんですって言ったら「じゃあ送っていきましょうか」と。
正直、家にいる時から頼もうかなとちらっと考え、いやいや、さすがにぶしつけだなと思っていた矢先の思い通りの出来事。本当に幸先がいいなと思った。
骨を折っていると、色々な人が優しくしてくれるものです。他人って案外親切なんだなーと、しみじみ感じることができて普段は感じることのできない新しい発見をしております。
正直もう自分の内面を掘りさげた小説を書くのは、いささか疲れました。もうネタないし、自分の人生を投影しながら書くので一度失敗したら、もうほとんど書くことはなくなるのです。で、ダメもとの三番煎じなわけですが、要約したら150枚くらい予定していたのが、たかだが55枚程度、スペース入れて19999文字に収まってしまい、これでいいや的な感じで。
今まで少ない力で絞って絞って、一本で勝負みたいなことやっていたからいちいち傷つくわけであって、もう書いた後のことは全て忘れ去ってどんどんやってしまえば気にすることもないやと。
もう何年も前から書く書く詐欺を繰り返し、鬼のように書いてやると宣言したにもかかわらずダラダラと過ごす日々をもう10年近くも過ごしているはずですが、それでも遠回りしてきてよかったなぁ、と思うし、まだまだ色々な事やっていきたいし、恐らく今日のようなドラマのような展開がまだまだ起こるなら、舞台の上に立っていると確信できるので、状況的には窮地そのものなのだけど、かなり気楽です。
あと2ヶ月、どれだけのことができるかわかりませんが、やれるだけやっておこうと思いますよ。
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