忍者ブログ

あさかぜさんは見た

リクエスト何かあれば「comment」に書いてください。「note」「Paboo」で小説作品読めます。

11/23

Sat

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

03/24

Wed

2010

変態で何が悪い・問題はそこにはない

別に変態を堂々と主張しろとか変態を認めろとか言うつもりはないけれど、変態であること自体何がいけないのだろうと思う。
マゾっ気がある政治家とか、「仕事」さえきちんとしていれば「趣味」のことなんてそっとしておいてやればいいと思うのに、すべてにおいて「人格」とか「品格」とかを求めるのはあまりに潔癖症なのでは?といつも思っている。

変態は変態で一般人にはほとんど迷惑をかけない。
だって変態同士で集まるしかないし、一般の人に引かれるのわかりきってることでしょ。
まず変態の人間は相手が変態かどうかリサーチするのである。
普通の会話の中から。
相手が普通だからといって無理やりすることはない。
ハリーポッターのラドクリフさんが同性愛の理解を深めるための活動をしだしたけれど彼は「僕はゲイではない。いたってノーマルだけど、そういう人が活動をしているということが大事」と言っていた。
周囲は彼が「ゲイではないのか?」という印象を植え付けたいだけであって、別にその活動をした人間がすべて「同性愛者」ではない。
ただの「イメージの問題」だ。
それもどうしようもなく「先入観」が前面に出た「主観」でしか過ぎない。

たとえば10歳以上20歳未満の人口の刑法犯比率は実際平成15年から減少傾向にある。
しかし凶悪犯罪が増えているというのは「報道される数が増えた」からであって、決して犯罪そのものが増えているわけではない。
「報道のされ方」や「コメンテーターの意見」が非常に誘導的で悪辣だから我々は「ああ、増えているんだな」と錯覚を起こす。

これからは児童ポルノ関係、いわば「大人が子供を性的搾取対象とする」犯罪をピックアップしてやるかもしれない。
その報道方法はあたかも「このような犯罪がまかり通る中で彼らを野放しにしてはいけない」とのやり方が強まるだろうが、規制があったからといって検挙数が減少しているわけではない。
つまり「規制そのものには意味がない」。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/nfm/n_56_2_1_2_2_3.html
(犯罪白書)

少年よりももっと問題視しないといけないのが「高齢者による犯罪」だ。
おそらくこれから「窃盗」の類の犯罪がもっと多くなっていくと推測される。
カード会社に勤めている友達が「最近高齢者のカード入会数が物凄く増えている」「年金が15日に支給され、うちの引き落としは10日なので払えずにカードを停止せざるを得ない高齢者が増えているけれど、カードを止められたらどうやって生活していけばいいのかと泣きつかれるケースが結構ある。でも規約だからどうしようもない」と話してくれた。

これも、「規制」ですかね?
もしそうなったら「いいかげんにしろ」と言いたい。
でも増加傾向で社会的に問題にもなるのなら圧倒的に「高齢者」の方を問題視しなければいけないし、今までのやり方から言えば彼らに対する法律を作ってもっと厳しくすればいい。
さすがに彼らも暴動を起こすかもしれないけれど。
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/nfm/n_56_2_3_4_1_0.html
(犯罪白書)

推測するに万引きや横領が増えているのは本当に生活に困ってどうしたらいいのかわからない「切羽詰った人たち」が増えたからだろう。
覚せい剤とは違って「生活」が絡むことだけに再犯率も高い。

「仮釈放者と保護観察付執行猶予者のいずれでも,増加傾向が続いていたが,平成20年における保護観察付執行猶予者は,181人であり,前年よりもやや減少した(14.6%減)。
 高齢者の仮釈放率は,最近10年間は,28~38%で推移し,出所受刑者全体の仮釈放率(50~57%)と比べて低い。これは,高齢者においては,引受人等がいない場合など,釈放後の定住先が確保できないことが多いことによると考えられる。」
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/nfm/n_56_2_3_4_2_3.html
(犯罪白書)

施設や介護サービスがあったとしても「お金のない高齢者」が増えれば、それらのサービスは無意味になる。
結局「無料で入れる刑務所」のほうがいいだろう。
家族の絆、地域社会のサポート、これらのまったくない追い詰められた高齢者がこれから問題になっていくことは明らかだ。

部外者は表面的なことで納得した気持ちになる。
犯罪数が増えているからといって彼らが突然悪人になってきているというわけではない。
またセンセーショナルに報道されたからといって問題が大きくなってきているわけではない。
なんで他人が持ってきた情報を鵜呑みにしてそれを社会全体で共有しなければいけないのか、もうそろそろ目を覚ますべきだと思う。

社会の問題なんてきちんと実生活で周囲に目を凝らしたり人の気持ちに耳を傾ければ浮き彫りにされてくるはずだ。
ひとりひとりが、自分の目や耳できちんと確かめることをしなければ「大きな力」に騙されたままになる。

「情報操作」は「イメージを植えつける」ことから始まる。
この「イメージを植えつけてくる」人間に我々は最も注意しなければいけない。

なぜならば、その人間はあなたを操ろうとしているから。

拍手[2回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

フリーエリア

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

バーコード

プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

最新コメント

(07/27)
(02/23)
(03/05)
(03/02)
(01/24)
(07/29)
(01/21)
(08/16)
(04/28)
(04/20)

ブログ内検索

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

忍者アド

Copyright © あさかぜさんは見た : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]