弱さを抱える人間が大好きだ。
いつも自分を見ているようでほうっておけなくなる。
人間は誰しも弱い。
それを隠しているだけで、人には精一杯背伸びして見せるのが人は好きらしい。
そういう背伸びの部分をいつもほほえましく見る。
しかし、その背伸びが、他人をおとしめるようなものに使われているというのは、私は心から嫌う。
背伸びをして、かつ背伸びをしていることを隠すために、他人をこけにするタイプの人間がいる。
このタイプの人間には、私はいつも注意して接している。
なぜならば、思わぬところで、破壊的なものを持ってくる可能性が高いからだ。
破壊的なものというのは、精神的な攻撃、物理的な攻撃、など、何か形のあるものを壊すことをさす。
自分を大きく見せるために、自分が大きくなろうとせず、他人を見下すことを繰り返していくので、相当たちが悪くなるときがある。
この手の人間が上司になると、常に全体の底下げがなされるので、大変なのです。
自分が痛い目にあっても、他人のせいにする。
自分が常にチャンスに恵まれていないと思う。
自分はもっと能力を発揮できるはずだと思いながら、自分自身に勝とうとしない。
なにかに立ち向かう前に、自分自身に負け続けているから、結局最後には失敗する。
弱さも財産だ。
それは悪いことではない。
しかし、他人に押し付けるものではない。
内省しない人間に成長はない。
他人をバカにする人間に、成功はない。
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