ひどく偏屈なところがあり、独善的で天邪鬼なところがある。
他人を見下しそうになり、吐き気を覚えて「これではいけない」と思う。
私のごく身近には反面教師になる材料がたくさんあった。
ああはなるまいと思っていたはずなのに、気がつけばどこか心の奥にいる。
倒すべき相手を間違え、刀を抜き、そして傷つけてしまうのは、とても心の弱い人間だ。
卑しい感情を出してはならない。
ましてやそれを人に向けることのなんと愚かなことよ。
頭ではわかっていても、実行がともなわない。
そしてその感情になんと流されやすいこの心よ。
魂の深遠に鎮座することは愚か、汚して浮かせたまま濁流に飲み込まれていく。
そのような愚かな心ではいけないのだ。
そのような濁った心で人に対峙してはいけない。
過ちは常にここから生まれ、悲劇もまたここから生まれる。
必要ならば悪を犯すこともいとわない。
必要ならばいくらでも犠牲になろう。
いつになったら淀む心は己自身で制御できるようになるのだろう。
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