差異を感じられないものは、何に対しても本当に感謝することはないだろう。
そんな人間に価値を教えるのはとても難しいことだと思う。
差異を考えたこともない。
寂しいから、嫌だから…
そんな感情を言うのは、はっきりと相手に「自分のことしか考えてません」と言い放っているのと同じことで、「あなたの価値を考えたこともない」と言うのと同意で、私は今はそういう人間が成長しないことをよく知っている。
当然自分が上記のような人間で、見下げた根性しか持っていなかったからだ。
あの人がいなかったら、こうされなかったら…
あった環境を当然だとどこかで感じていた。
完全に思い上がっていた。
なかったことを考えるだけで相手が存在している意味やそこへの感謝やいなかったときの影響や恐怖を感じる。
紆余曲折しながらも、人間っぽいよくない感情にも包まれながら、色々なものに感謝しようとしている。
そうしてようやく気がついたこともたくさんある。
これが成長と言うのだろうと自分で思ってみる。
まだまだ素直になりきれない自分への卑屈な思いが占めているけれど、今はこの感情もしっかり見つめていきたい。
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