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あさかぜさんは見た

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批判だけだと縮こまる

何のための批判なのか、批判した上で何を作り上げるのか、それはただの鬱憤晴らしにしか過ぎないのではないのか、一方向からしか見てないのではないか、マイナスしかないのだろうか、プラスマイナス差し引いても批判をしなければいけないのか。
批判はとても出しどころが難しい。
よほど向上心のある人ではない限り、だいたいは一方的で相手の言い分は聞こうとしない。
ほとんどの人間は批判されると、批判した人を相手にしなくなる。
立ち向かうことだけが正しいことではないけれど、立ち向かわなきゃならない時もある。
批判するなら一人になる覚悟を。
批判されたなら、相手のことを懸命に考える努力を。
だけれど、批判を糧にするためには、相当努力しないといけない。
何故なら何を言っているのか反抗的な気持ちを持たずに理解する知識と度量がないと受け止めきれないからだ。
例えばきちんとやっている人の批判というのはおおかた正しい。
年季が入っている人の言葉は鋭いだけに立ち直れないと思えるほどに傷つくかもしれない。
どこかの人が言っていたけれど「みんな駆け出しのころは批判されて大物になっている」のだそうだ。
批判の中には大きな財産が眠っている。
宝を掘り当てるには言った人間の人生や言葉の精確性までも考えていかないといけない。
そういうのを優れた大人は一瞬にしてやっている。
もし少しでも凄いなと思う大人、鋭い批判をしてくる人が現れたら、その人のことを懸命に考えてみるのはどうだろうか。
その人が何を経験してきて何を感じていて何を考えているのか。
わからないからこそ、考えてみる。
違った視点が生まれてくるかもしれない。
ただ、批判というのは、あくまで意地悪さや辛辣さを含まないものであって、例えば作品への批判だったら作品以外のものは貶さないというのが鉄則だ。
よく人生や人格まで批判してくる人が居るけれど、そのような人間は相手にしないほうがいい。
ろくなやつがいない。
でも本当に上手い人は、批判はここぞって時にしかやらないし、さり気無く出してくるものだし、批判の内容だって使えるものと使えないものがあるから選び取っているし、どうでもいい批判は感謝の気持ちを述べるだけで受け入れない。
言ってくれる人が居るだけありがたいと思わないと、自らの向上には繋がらない。

でもね、ここで言っている内容、あくまで他人とのことであって、近しいものだと批判が重なるごとに相手をしたくなくなるのが人間の本心。
プライベートじゃ平穏でいたいのは誰しも一緒だから、批判をしたくなることがもしあったとしたら、別の方法を懸命に考え出さなきゃいけない。
特に一緒に居る人だとしたら、批判をするごとに何かが狭まっていくと思ったほうがいい。
最終的には心が遠くなって絆が千切れていく。
一緒に居るってことは、常に互いが協力的であるべきだし、その協力的の内容とは、互いの本心の部分で傷つけ合わないことだ。
大事にしているものを大切にしてやることだ。
もし相手の大事にしているものがわからないのであれば、近くに居ても遠い人なのだろう。
恋人であっても夫婦であっても自分の子供であってもそうだ。
遠い人にしないためにも日々の何気ない思いやりを大事に会話をしていけば、心配するに値しないだろう。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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