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あさかぜさんは見た

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06/11

Fri

2010

ここ2週間ばかり料理に専念していた。
とりあえず今回の目標としては「頭で考えた味を再現できるか」ということと「再現した味を他の人もおいしいと思ってくれるか」という2点において努力した。
いわゆる贅沢週間だったのですが、レシピはほとんど見ず、勘だけで作ったのだけど随分と腕が上がったような気がする。

まずポイントは出汁をとると何にでも活用できるということ。

今回は2種類の出汁が大活躍した。

1.和風出汁(昆布、鰹節、みりん、酒、塩)
2.鶏がら出汁(鳥手羽元、塩、胡椒)

2種類の出汁の塩梅は、甘みが出るくらいでちょうどいい。
入れすぎないように気をつけた。

今回一番手こずったのが、イカとナスのトマトスープだ。
これは2度ほど挑戦して、1度目は塩梅でしくじった。

ホールトマトを使うのだが、まず玉ねぎを細かく切って炒めやすいようにする。
そしてきつね色になるまで炒める。こうすることで玉ねぎの辛味が消えていき、甘さが引き立つ。
具があったらエリンギやマッシュルームを入れてもいいだろう。
キャベツでも違和感はなかった。
玉ねぎの後にナスを炒めてホールトマトを投入。
少し混ぜてから鶏がらスープ入れてローリエを入れる。
ローリエを入れないとイカの臭みが凄くて口の中に残りまくるので、なかなか大変。
最初は味が調わなくて、コンソメを使ってしまった。
こういった調味料に頼らず、味を作るという目標があったのでコンソメを入れて妥協したのが許せなかったという。
コンソメ入れたおかげで、その味に近づけるためにベーコンを入れるという知恵も生まれたわけですが。

今回2度目に成功した秘訣がジャスコのスパゲティーミートソースの元。
裏を見たら、タイム、シナモン、オレガノと書いてあった。偶然家にあったのでこの3つ投入。
バジルも入りましたが、入れたら味が整った。
イカは食べる前に火を通す程度でいいかも。
あまり煮過ぎると、どこにいったかわからないくらい小さくなった。
ちなみに白ワインも入った。赤ワインだとどうなるのだろう。
今度機会があったらまた試してみたい。

スープができてしまうと、今度はスパゲティーやリゾットにも応用できた。
イカとナスのトマトスープを使ったチーズエビリゾット。
これがめちゃうまい。小麦粉入れて混ぜてチーズと炒めたエビを乗せるだけ。

クラムチャウダーもアサリのうまみがよく出ていた。
小麦粉を最初炒めると香ばしさが出てくる。
アサリをワイン蒸しにしたものを貝殻とって煮汁とともに鍋の中に投入。
今回きのこがいっぱい入ったような気がする。
しめじとマッシュルームとエリンギ。
野菜も玉ねぎ、アスパラ、にんじんが入った。
ここでも鶏がらスープ投入。手羽元の肉も入った。
これがまたパセリを絡めたスパゲティーとかぼちゃの白ワイン煮にとてもマッチした。
めちゃうま作品でした。

それと意外に鶏がら出汁とカブがあった。
カブの甘みが自然と出てくる感じ。
もやし炒めにしてもいいし、カブとレタスの炒め物でもいいかもしれない。
ちなみに鶏がら出汁を使ったレタスとピーマンの炒め物卵とじはおいしかった。

あ、和風出汁、今回は大活躍しました。
一度取ると何にでも使える。

レンコンとほうれん草のオムレツ和風キノコあんかけ。
あんかけの中身はまいたけ、しめじ、乾燥しいたけ。
乾燥しいたけは戻した汁も使うこと。
あんかけは最初水で溶いた片栗粉を少しずつ戻しながら様子を見るとうまくいく。

鰹節と昆布を捨てるのがもったいなかったので、今回は炒めたごぼうとあえて、梅干を混ぜました。
炒めるときに和風出汁を使って炒めるのがポイント。

この出汁を取った後の昆布と鰹節はもやしと一緒に炒めてこんにゃくを混ぜてみるのもおいしいかもしれない。

肉は鶏肉がほとんど。
バジルを使った香草焼き。

極めつけは赤ワインビネガーの賞味期限切れのやつが余っていたので、半分近く使って煮詰めて酢を飛ばし、炒めた玉ねぎ、すりおろしたにんじん、そしてすりおろしたりんごの中に鶏がら出汁で薄めて入れて煮る。
塩梅は醤油を使ってやってもいいし、塩胡椒でもよい。
香辛料はシナモン少々、最後にポッカレモン少々投入して酸味を整える。ビネガーでもいいかも。
それをナツメグとタイムをふりかけて小麦粉で表面を覆った鶏肉のソテーにかける。白ワインで表面を濡らす。
甘みのある不思議な味だが苦手じゃない人は新発見をするかも。

そんな感じで色々作ってみました。
料理がおいしく仕上がって、ばあちゃんにも大好評。
いつも食べる量の2倍近く食がすすんでた。
よかった。

またチャンスがあればたくさん作ってみたいが、何せ少量を作るのが大変で、一度作ってしまうと食べる人がいない限り2日3日は同じ料理をうまく使いながらやりくりしないといけないのが辛いところ。
料理のことばかり考えておいしい料理を作れて思わず酒がすすみ、太ってしまった2週間でした。
これからは普通にダイエットのために元に戻そうかと思います。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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