弱さを制御できなくて、人に対して苛立ちを覚え、どうしようもなく暴力的な衝動が渦巻き、深夜に酒を飲みに行く。
一晩中飲んで、今日は二日酔いで、一日を潰す。
お酒は弱いほうではないので、飲みだすと一万近くは必ずいく。
ウィスキーでもボトルを空けてしまうので、やはりそれだけはかかる。
なんてもったいない時間とお金の使い方だろうとつくづく思いながらも、弱さと他人への寛容さのなさに、どうしようもないやつだなと感じる。
何かにいつも不満を抱いていて、愚痴ばかりこぼしているような、ただのたちの悪い人間でしかない。
素直な感情を抑えることをやめ、衝動に忠実になろうと思いながらも、何か強烈に抑え込んでいるものがあるから、心の苛立ちはいつまでも消えないでいる。
成人式の夜は、新成人の姿があった。
別にうらやましいともなんとも思わない。
どこか、さっぱりした若々しさを感じない。
たまたま見たそのグループがそうなのだと思いたい。
充実した時間はそれほどないにしろ、充実した話ができない。
未来を真剣に考えて、どうすればよいのかを討論できる人間がいない。
この先、新しい時代の担い手たちが、「明日の自分の生活をどうしていこうか」ということぐらいしか考えないのでは困る。
でも、生活することそのものに時間が奪われていくようになって、仕事と家の往復が一日になってしまえば、いずれはそうなってしまうかもしれない。
自分の苛立ちは、人に対してのもの。
たかが「情報」だけで、これほど心がぶれる自分のふがいなさに対してのもの。
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