雑記。
正直なんだかよくわからなくなってきた。
ちょっとずつ放射線などの基準を変えていっているみたいだし、この一ヶ月の間でも細かな基準値の修正や、情報を制限しているのが良くわかる。
ところで、海流を調べてもすぐわかるけれど、福島からダダ漏れさせた放射性物質を含んだ水はカナダ、アメリカ、メキシコにまで行く。
最近ヨウ素ばかりの発表だけれど、セシウムはどこにいったの?原子炉でできるセシウム137の半減期は30年とちょっと、ということらしいしプルトニウム239に限っては2万4千年。
放射性ヨウ素だけが出て、セシウムは出ないのかな?本当に良くわからない。
少なくともいくら隠したとしてもカナダやアメリカでセシウム137が検出されれば世界的な国際問題になるし、日本は世界各国から莫大な保証金を請求される可能性もあるのでは?
特にセシウムが放出するγ(ガンマ)線は物質透過力が高く内部被曝すると大変危険だとブルーバックスの本に書いてあった。
さすがのアメリカもこれは怒るよ。
気になるのは誰が海に流していいかってことを決断したか。
内閣が東電と共同で対策室を作ったのではなかったのかな?だとすると菅直人首相が最終決断したのかな?
東電はいまだに福島の人たちに謝罪もせずに賠償金を払おうとして福島の人たちの感情を逆なでしているし、政府の対応も大雑把過ぎて海外からの不信感を買っている。
資金力のある企業は風評被害のコストを軽減するために壊れた工場を海外に移すだろうし、放射性物質のせいで数年以上は海外からの不信感をぬぐうことはできない。
ブランド力が落ちるということは、値段の競争力も落ちる。
今までのやり方なんて一切通用しなくなる。
怒りをもつ前に気持ち悪くなって吐き気がしてくるほど。
明らかに東電の災害対応が悪いのに、どうして公的資金投入の可能性まで示唆させなきゃいけないのだろう。
福島の人は日本国にこれから絶対税金払わなくなるよ。
それだけ聞くだけでもはらわたが煮えくりかえってくるのは他人である私でもよくわかる。
ただひとつだけわかるのは、今の日本の政府や東電の状態は地震によって暴き出された真実の姿なのだってことだけ。
毎日落ち着かないよ、本当に。
P.S.
よい生地を見つけました。
英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳[0回]
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