元旦は泣き崩れた。
その胸にすがって泣いて「生きていてごめんなさい」と「もう生きていたくなかった」と「もう嫌だ」と、ただ無力な存在として始まった。
去年全部ダメになったら死ぬつもりだったのだから、いざ新年迎えると本当に惨めさだけが心の中にあって、生きていてはダメな存在として命長らえていた。
他の人からしたらどうでもいい命だから、消えてしまっても、それこそ気にされない存在だと。
だから死んでも誰も気にしないと思っていた。
やることは沢山ある。
でも日銭を稼ぐことに忙殺されて魂を保つのも精一杯だ。
魂を保つ。
そんな中でも創造性を保つ。
難しい問題だ。
生きてしまっている。
だから、とはならない。
気持ちを保っているだけで結構な感じで生きている。
心が崩れると手が震えだす。
どこから来るのかわからない不安感が支配しだして自分を保てなくなる。
こんな心を一生引きずるのなら無くなってもいいとさえ思っている。
だって、本当に辛い。
意図せず、突然、心が、壊れる。
ずっと手の中に水を入れて保っている感覚に似ているし、砂漠の中の井戸にずっとオアシスから手で汲み取った水を入れていく作業をしているようなものだ。
人は心だけは理解できない。
もうやりつくしてきたし、絶対的に無理だと理解した。
ただ僕は愛というものが何かを理解したし、そして愛を学びえる機会を多々得ている。
それはまだよかった。
でも僕は本当にダメなやつで、作った作品を心から満足できなければ、他人の何もかも受け付けないような心になってしまっている。
面倒だ。
でも、満足したい。
もう少し延命された。
そのもう少しの気力の中で何かを作りたい。
僕は闇から始めるよ。
僕はダメだ。
とても光を見つめられ続けられるほど、明るいところに慣れていない。
直視できないよ。
だから僕は闇を語る。
病みを語る。
自分に正直にね。
[0回]
PR
http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E6%B3%A3%E3%81%8D%E5%B4%A9%E3%82%8C%E3%81%9F泣き崩れた