誕生日も終わり、現状ではめでたくもない32歳を迎え、吐き気のする毎日でございますが、とりあえず乗りに乗れた6月は賞に2本も送ることができ、とりあえず自信がついたところでございます。
ひとつは「オール読物新人賞」もうひとつは「坊ちゃん文学賞」ということで、20日ぐらいで計150枚ほど書いて「あー自分って本当はできる子」と、日々逃げ出しそうな気持ちをどこぞのアニメのヘタレキャラのように「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ」と激励しつつ頑張っておりました。
なんせ締め切りに近づかないとやる気が出ない+「俺できるんじゃね?(勘違い)」=余裕ぶちかます。というダメパターンまっしぐらの人間でありましたから、無理をすれば1ヶ月一冊のペースで出せるのだという自分の本当の力がわかったほか、絶対このペースで2年もやれば欝になるなと薄々わかった大変充実した6月でございました。
それで6月末日は誰も書き終えたからといって、まだ祝ってくれないので一人で祝杯あげて酒ちゃんぽん、やっぱり混ぜるな危険だよな、翌日嘔吐という、あれだけ酒で吐くまで飲むのは止めようと戒めを何度もしたはずなのに、まだやるガキであります。
とりあえず推敲は一度しかせずに出したものでありますから、というか現在の実力ではあれがめいいっぱいでありますから、とりあえず客観的に見るに、いい線いくんじゃないかと思いつつ、今から授賞式で調子に乗り過ぎないようにしようと考えているところであります。
だいたい、自分で作品書き終わったら「あ、俺って凄いんじゃね?こんなの誰にも書けない」みたいな高揚感があるのはある意味事実で、だいたいそういう鼻高々でいると、鼻っ柱を折られまくって折れた鼻が修復不可能なところまで傷つくというのは、素人ではよくあることです。
今までいろんな賞を読むにあたり「なぜこれが」という思いを積み重ねてきておりますので、相当個人的な怨念は強く、もし道が開けようものなら、本当に暴れまくる予定でおります。
色々やりたいことがあるから早く金が入るようになりたい。
どうしても今考えている作品書くとなると絶対数百万は必要になるんだよー!
本格的に本を作るには、とにかく金がかかるのです。
取材しない文学ってまずありえないですから。
とりあえず一区切りはついたものの今年中にはなんとかしたいという思いはありふれており、そしてなによりも、また一年繰り返すのが、本当に本当に嫌なので来年あたりには芥川賞とってやりたい気分でありんす。
それは「オール読物」とれるかどうかにかかっております。
あの作品が芥川賞への自分が持っている唯一の鍵ではありますが、どうなることやら。
これもまた運命というやつなのでしょうね。
[0回]
PR
http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E7%A5%9D%E6%9D%AF祝杯