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あさかぜさんは見た

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09/21

Mon

2015

驕られる事を当然のごとく構えている女

よくデートに誘った時は男性が驕る事が当然だという女性側の記事を見かけますが、これ男性の記事なら腹が立たないのですけど、女性が書くと物凄くイライラするんですよね。
当然こちらがお金を負担することが当然という身構えで来る女っていうのは、それだけでちょっと卑しいので評価としてここでマイナスが出てくる。
例えば「割り勘にします。私まだ対等でいたいので」とくるなら「ほう」と感じるところがある。
お金を負担しなければいけないってことは、それだけのサービスをしても余りある女じゃないと金と時間をかけた価値がないんですよ。
以前アメリカのCEOが美人へした回答で「美貌は年齢と共に衰えるものですから消耗される価値であり、その時だけに価値があるもの」だか書いていたんですよね。
例えば僕は傲慢な女には一切の金を払う価値がないと考えている。
トークが弾まない女も一緒。
ガールズバーで若いお姉ちゃん相手に世間話聞かされてこっちが金払うみたいな、そういうのは「お店」でもあるわけだから、わざわざお店でできることを金と時間かけてやろうとする?
特に女性は自分をよく見せようとするために物凄くコストがかかる。
化粧品だってかなり高いし、下着だって男性からすれば、あんな布切れなんでそんなに値段高いのよと驚く。デザイン料!? それで服だってちゃんとしたやつ買えばかなりのお値段になります。
中と外全部あわせて10万近くいくとか、あんま珍しい話じゃない。毎日のお肌へのお手入れ入れるといくらになるんだか。
だからその女性と時間を共にするには男性がお金を払わなければいけない・・・という話にはならない。ならないんだよ。
というかその論理で行くなら自分を商品として扱っているわけだから、こっちは消費者として接するしかないんだから、金払ったんだからいくらでも文句言っていいよね、って話になる。
違う?
こういう話になってイラつく人っていうのは、既に矛盾している。
だって女として、人間として価値のあるところを見て欲しいっていうのと、外面への金のかけ方も含めての内面ってのは、ちょっと盛りすぎだし、色々ごちゃごちゃに混ぜすぎていると思うのね。
内面は内面。外面は外面。
自分も年取ってきてわかってきたんだけど、これきちんと見てくれる人は見てるのよ。内と外ちゃんと分けている人。
これね、「金」の問題じゃないの。「気遣い」の問題なの。
例えば外見がみすぼらしかったり汚らしい格好で冠婚葬祭出たら「ええ!?」ってなるじゃない。
ようは他人に対する「気遣い」なのよ。これ外。
礼儀作法、親切、優しさ、見返りを求めない心、尊敬の心、こういう類のものは内のもの。
含めて「気遣い」。
その気遣いがきちんとできている人はちゃんとしている人だし、「金」や「物質」的なことにこだわる人って、どんなに幸せそうに見えても幼い。
幼いってことは年をとってもあまり人間として価値が高まってきているとは言えない。そして、そういうもの以外に価値を感じていないのだから、心が貧しいとも言える。
お金って使えば消費されるものじゃない。
だから僕はよくお金のことを考えるんだけど、お金を使うんだったら消えない価値のために使いたい。
その可能性があるものでもいい。
でもさ、当然驕られるとか、男性がサービスするのは当たり前、なんて心構えの女に「金と時間のありがたみ」なんて本当に心底理解できるのかな? って思うんだ。
個々人によって、相手の女性にどれだけの努力をしているかなんて違うのに、あっちの上質のサービスとこっちのサービス天秤にかけて優劣つけたりするんだぜ? あのさ、それ男が女を外見だけで価値を決めるのとほとんど変わらないほど下品なことだからね。
そいつがどれだけ努力しているかなんて微塵も考えないでザル勘定でやるんだから。
ザルみたいに水流したら全部下に流れて次の日には綺麗さっぱり忘れているなんてこと、それなんのために付き合ったのかなって虚しくなる。
そいつの自己満足のために何故こちらが「焼け石に水」のような金を注いでいかなくちゃいけないわけ?
ちょっとわけがわからんのよ。
年齢によって外見は衰えてくる。
それは当たり前のことなんだ。
僕最近人生が充実し始めているんだけど、そういう「金」とか「サービス」の部分にこだわって人を見てくる人間とは、あまり付き合いたくないわけ。
それよりも「私こういう楽しいこと知ってます」とか「自分の汚いところを含めて素で話せる勇気」に触れたい。
これは色々人によって違うと思う。
需要と供給の一致じゃないけど、綺麗な女ってのが好きな男がいるけど、ちょっと典型的な例があるわ。
AV撮ってた男なんだけど、自分の年齢が上がると共に付き合う女性の年齢がちょっとずつ下がってきていたっていう話。
いい男、いい女。
共通してるのは「気持ちのいい人間」ってことだと思う。
やっぱりよく人を見て、よく気がつく。
そして色々考えて、勇気を持って行動していたりする。
そういうのが「よき人間」さ。
人によって100円の価値は違う。そこに気がつけるやつこそ凄い人なのよ。
あまり大きなことを要求しているわけじゃない。
ほんの些細な事であり、誰もが持っているものであり、本当に素朴なものなんだ。
その素朴さから離れ、自分を偽りだして大きく盛りだすようなら、理想を抱いて現実の人間から目をそらすのなら、そりゃイカサマをされたのと同じ扱いをするのは当然のことだし、正当なことをしていないんだから、それなりの扱いをされても文句は言わないってことが、自分の価値を知っている女ってことになると僕は思うんだ。
だからと言って男がぼんやりと油断してても、いい女は一切寄ってこないもんだぜ。
人間って自分の価値以上の人間と付き合えないようになってるんだよ。
不思議なものでさ。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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