「芥川賞取ってよ」
と言われ、
「あ、はい。わかりました」
と返事をしてしまった私。
タロットカードと「お話」ができる占い師気質の人に言われたものだから、やったらいいことあるかも、なーんて思っちゃった次第。
返事しちゃったからにはやらなきゃいけないもんね!
さて、今書いているもので芥川賞を取ってくれとオーダーが出てしまい、はてさて、芥川賞は公募形式ではなく、あちらさんが勝手に出版されたものの中から選び取っていく賞。
だから、ざっくり言っちゃえば「身内の賞」なわけです。
候補作品が選ばれるまでにどんなやり取りがあるのかもわからないしね。
今書いている作品の性格上何がよいのかなと、数日前に下の右親知らずを一本「摘出」いたしまして(抜歯じゃなくて摘出です、と言われ抜かれました。何針か縫ったのよ)、非常にグロッキーな状態で作品にぴったりな文学賞を探していたら、ありました。
「太宰治賞」
またここに挑戦するのかと妙な気持ちではありますが、来年の六月発表で七月発表の芥川賞選考には間に合うでありましょうから、これしかないわけです。
っていうか、その前に書かなきゃいけないものがあるので、缶詰しなきゃいけない。
取れるのかなー、いけんのかなー、太宰治賞で芥川賞というのも皮肉、というより太宰自身が芥川賞を渇望して取れなかったという因縁がありますから、もしこのダブル受賞など成し遂げたら、夢枕に彼が立って私など呪われてしまうかも。
なーんて、また取らぬ狸の皮算用では逃したときの私の精神的ダメージが大きいので、気楽にやろうと思います。
この賞なんせ相当しっかり文章書かないと及びもしない賞。
京都に来て色々祭りを見ながら気がついたことも記事にしたいし、調べたいものたくさん出てきたし、浮気心がたくさんあり集中できなくて大変です。
まずは完成させないとね。
P.S.
口が小さいのでいつも歯医者ではこじ開けられます。
なので今回も口の端が切れたまま四日ほどたっておりますが、殴られたみたいに切れていて食べるために口を開けるたびに口の端が切れるのでちょっと大変。
術後も特に異変なく過ごしております。
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