北九ブッカーズ北九州の写真を見ながら、勝手にお話を想像して書くというプロジェクトが突然ふってわき、無名の私が先陣を飾るということをやっているのですが、今はグーグルマップという恐ろしい機能があるので、何処に何があるのか、煙突の数までわかる始末。
凄い時代になったなと思うのですが、札幌にいても人伝いで結構わかることがあって、へぇーと思ったのが特にヤクザ事情。
あちらの修羅のお国は未だに交番に手榴弾とか注意してくださいなんて張り紙があるそうですから、暴対法がヤクザ組織をどう変えたのかという事情がキーワードだけでもよくわかってくる。
なんせこう、本当に色んな人がいるもので、福岡には三つほど組があり、もう一つ加えると、現在この四つは仲良く円満に、ということで丸くなっている。ほんの数年前まで戦争やってましたけどね。
ただこの事情はヤクザとしての事情であって、裏はもっと複雑。
例えば特に三つは中央からの支配を受けない独立した組織。
何故か。
資金源がちゃんとあるから。
その資金源も暴対法ができるずっと前の話に遡っていくのだけれど、もう将来的にはヤクザという組織はヤクザに対する法律によって消滅するかもしれない。
その代わり何が出来るのか。
経済組織のようなものが出来上がってくるかもしれない。
既にその基盤は完全に整っていて、一般の方が立派に本当に普通に働いていらっしゃいますから、まあ、こうなっちまえば、ほら、ロスチャイルドの資金がどうのこうのーなんていうレベルにまでなるほどわからなくなってしまって、何の犯罪性もない普通の感じになってしまう。
犯罪は流行らない。仁義もへったくれもない。
じゃあ世間様と同じようにやりましょうかってやろうとした時、お金があるから真面目に出来ちゃう。
普通に想像に難くない。
たぶん今ヤクザっていうのは世間一般の人々がヤクザというイメージを抱く人たちとはまったく違うものになっている。
自分でも筋が通らないものは本当に腹が立つから、あちらの世界だったら、道を外れたら外道。外道には容赦はしまい、という発想になるのはよく理解できること。
本当に情報だけなら色々なつてがあって、自分の知らなかったこといっぱいわかってくるなぁと、この膨大な情報をこすフィルターがあればいいのだけど、遠方ゆえまだ想像。
ヤクザ事情は置いておこう。
僕は今写真を撮る人たちの想いに一つ一つ触れながら、それを大事にしようと思ってお話を書いている。
やっぱり、そこに人がいる。やっぱり、そこに思いがある。
それを壊さないようにして、自分の発想を絡めていく。
たった一人だけの、孤独な、対話。
懸命に話し合って、それで自分なりに納得して出す。
通じるといいのだけれど。
そう思いながら、悩んで、考えて、書く。
そこに誰かがいる。その誰かの目を通して景色を見る。
わりと贅沢。
わりと至福。
わりと潤沢。
魂が尽きるまで進んでみたい。
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