思ったよりも原稿が進まなくて、しかもその題材に自らを染めるというのはしんどいもので。
このまますべての人が見限ってしまうのではないだろうかとか、最後に残るのは一人だけだとか、自分だけが違うものを見て孤立していっているとか、絶望を心の中に呼び寄せるのは何かと難しく、そして苦しく、このぐらいを超えられなくて、もしこれが世に出たらもっと苦しいことはあるし、まだこんなものではないだろうなと思っている。
昔から勘違いされることは多かった。
「え?そういう人だっけ?」と言われることもしばしばあった。
全部自分なのに、人は決め付けてかかるものらしい。
むしろ、自分が決め付けてかかった人間じゃないといけないかのような言い方もする。
昔から他人のその言い方が不思議で不可解で苦痛だった。
これから一生そういう人生を過ごしていくのかなと思うと不安になる。
理解しろとは言わないけれど、せめて「こうじゃなきゃいけない」と押し付けられるのだけは勘弁してほしいといつも願っている。
人間失格。
欠陥品。
「作家」は、死と隣り合わせ。
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