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あさかぜさんは見た

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12/31

Thu

2015

世界は広い

世界には様々な可能性が溢れている。
まるでこの日本だけを見ると、周囲のせせこましい意見や価値観を聞いていると、住んでいる世界はなんと狭く息苦しく、そして生き辛い世界なのだろうと思ってしまう。
だけれどそんなことはないんだよ。
狭く息苦しく生き辛いのならば、その世界とは違った世界がまた外に溢れている。
絶望的な状況であろうと、人は人のために生きていけるし、人は人への希望を微かでも見せることが出来る。

例えばその希望を見せてくれた時、すぐに叶わないからと喚き散らさないことだ。
玩具を買ってくれないとすねる子供であるよりも、忍耐強い大人であれ。
何度打たれようと罵られようと、人の心へ真っ直ぐに心を傾けられる紳士淑女であれ。
大志とは、その忍耐強さと、そこで培われる思慮深さにこそ宿される。
そして大志こそ、人のためにあらんとする力強い魂こそ、人類の最高の創造物となって後世のために残されていくのだ。

花や星に人は例えられるが、人の命とは、人生を賭してでも何かを成し遂げようとする魂は、常に何者かの光となり、美しさとして映るだろう。
人は薄汚く、そして何者も無責任で調子がいい。
そうやって言葉を適度に適当に交わしながらも、無償の力を発揮しようとするものがいる。
この手の輩だけは、どんな力にも屈しないような強い魂を持つに相応しい人間だ。
人の弱さをよく知り、誰かのために膝を屈して話をすることのできる人間だ。

もっとよく知り、よく学び、よく目を開いていくんだ。
世界は広い。世界はあまりにも両極端のものを含んでいる。世界は無情で温情がある。
どちらに組するかは、何を訴えるかではないんだ。
何を創造していったかで見られる。
見て、認識して、生きているであろう、その「世界」に従順であってはならないのだ。
人は歪む。人は欲する。人は相反する。
だから「世界」は歪んでいくのだ。
だとしたら闘っていかなければいけない。
旗をふれ。自らの道を歩み、誇りを持ち、他人を尊ぶんだ。

世界は広く、美しく、そして光り輝いている。
例え闇が多く本当の空が見えなかったとしても、見えるではないか。
多くの闘っている魂が。
その魂への共感こそ、人を人たらしめる証なんだ。
だからこそ、人は人のために闘いたくなるんだ。
そんな世界こそ、美しい創造物で溢れかえるのだと信じている。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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