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あさかぜさんは見た

日記

04/13

Wed

2011

原発事故「ストロンチウム」

放射性ストロンチウムを検出=原発30キロ外、福島6市町村-文科省
(時事.com)

ストロンチウムってなあに?
ということで、ウランやプルトニウムの核分裂の時に出る人口放射性同位体が89と90ということらしいのです。
89が50.5日、90が29年の半減期です。
そして90は長期にわたりβ線を放出しながらイットリウム90になるということ。
ストロンチウム90はカルシウムイオンと生体内で置換しやすく3.4~6.7年の骨での存在期間がある。
特に幼児の場合は成人よりもとりこみと保持率が5~7倍。
食料品についてはミルク、海草や魚が蓄積しやすく、主な摂取ルートは食物や飲料水とのことです。
β線については外部被曝が問題ではなく、体内に摂取された時に骨のガンや白血病になるとの報告。
※魚などでの生物濃縮が心配されていますけれど回遊魚のことなどまったく詳しくないので省きます。
水に溶けやすい性質のため、海水に注意しなければならないとの専門家の指摘。
「ストロンチウムは体の外から測定することが困難で内部被ばくの量をつかむことが難しい」(東大病院放射線医療チーム)
「ストロンチウムはセシウムと同じくらい飛散しています。セシウムに比べはるかに危ない物質なのに、政府は数値を出していない。これは大いに疑問ですよ」(中部大学:武田邦彦教授)

今回報告された値は微量なので(あくまで報告された数値だけの判断だが)他の新聞が報じているように、それほどピリピリする値ではないかもしれないけれど、あの水素爆発の時に飛び散ったか、もしくは今も出ているのか、あの壊れた箱の中は滅茶苦茶だってみんなわかっているわけだからハッキリ言うべきだよね。
危ないから近づけなくて計測してませんというのは許されないと思うけどな。

ちなみにですね、ウランが水を水素と酸素に分離する性質があるようで、ウランに水が触れていると水素爆発を起こす要因を作るんだなというのは、ちょっくら本を読めば載っているわけでして、先月爆発した時点で「あー、露出してるんじゃないかな」と思ってたけど、一体中はどこまで沈静化しているのでしょうかね。
本に載っていることで素人が推測するのもやたら混乱させるだけかと思っていたけれど、専門家じゃなくても素人は専門書を読み込まなくてもある程度情報が得られるんだから、騙せると思うのもたいがいにして欲しいよね。


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あさかぜ(光野朝風)
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1979/06/25
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ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

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