ろく ゆ [2] 【六喩】
〘仏〙 この世のはかないことにたとえられる六種のもの。「金剛経」では夢・幻・泡・影・露・電。「維摩経」では幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像。りくゆ。
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よい言葉だ。
私のような人間が必死に何かを作り上げようとする今そのものにふさわしい言葉だ。
「苦労は結果と比例しない」
他の人に言った言葉だけれど、それよりも、この六喩の方が今の私にとってはしっくりくるし、その次元もある程度悟っているつもりだ。
だが、許せぬのは、ここに足を生半可に突っ込み、周囲を巻き込み、命を懸けずに諦めた者だ。
幻を追うならば、命一つを天秤に懸ける。
まことに、ふざけた、理に適わぬ生き方だ。
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にょろやくにょでん 【如露亦如電】
『金剛経』に出る語で、この世のものはすべて露や電光のようにはかないものという意味。この後に応作如是観(応に是の如き観を作すべし、で、このように物事を見ていきなさいということ)の語が続く。→ 六喩
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未来を安易に予測し、だからこうなるから諦める等と、そのような心持の輩は、もはや何をも成し遂げられない。
命一つ懸ける結果としては何も変化がないという理不尽な最後を招くこともほとんどだが、それでも諦めるより余程美しい。
誰からも忘れられたとしても、俺はやるぞ。
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