誰も信じないから、自分ひとりで信じることにした。
自分が自分を信じなければ、もう誰も信じようとはしないから。
それを何度も粉々に砕こうとする。
何度も何度も傷つけていく。
憎んでいるわけではない。
恨みもない。
いや、思い出すだけで瞬時に憎悪がはちきれそうになる。
ただ、殺したいと思う。
殺しのイメージが頭にちらつく。
心が耐え切れるかどうか不安になる時がある。
何かの拍子にやってしまいそうな自分がいる。
それをやれば何人もの人生が変わる。
だけど、あとのことはどうでもいい。
やれば自分の人生は終わる。
自分が退場するのに、残った人間ことなぞ知らない。
嫌っていたはずのものになった人間が、嫌っていたものに成り果てていた。
そしてそれをまた伝えようとしている。
自分もまた嫌ったものに成り下がっていくのだと思うと、生きていこうとする気力がなくなる。
郷愁は、思い出の中にあるからこそ輝くもの。
できることならば、永遠の思い出として、現実には二度と現れないで欲しい。
そして私はなんらかの方法で必ずそうするであろう。
[2回]
PR
http://asakaze.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E8%A8%98/%E5%BF%83%E6%83%85%E6%97%A5%E8%A8%98心情日記