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あさかぜさんは見た

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06/17

Wed

2009

現在児童ポルノ規制法のせめぎ合いがあるようですが、規制の範囲があまりにも広すぎ、単に性欲を誘うようなもののみに限らず、芸術的な表現方法にまでも規制が及んだり、所持しただけで罰則に入るとのことで、何かと問題視されているようです。

それよりも現在急速に進んでいるのはエロゲーと呼ばれる18禁ゲームの性的表現に関するほとんどを規制する方向で動いているようです。
陵辱系はもちろんのこと、結婚していないカップルものの妊娠、不倫、学園物、学校内での性描写、殺人描写、下着もアウトになりそうな方向だそうです。

当然ゲームの後は、漫画、アニメ、そして雑誌・小説における表現まで規制が及ぶかと思いますが、もしそうなれば表現の自由うんぬんよりも、もっと危うい事態が起こるかと思います。

もし性産業がアンダーグラウンドにもぐるまでになったとしたら、もうそこは無法地帯になっていくでしょうし、表現も規制されるとなると、事実すらも書けなくなるわけです。
つまり実態があっても、小説やその他の創作的表現方法でアンチテーゼや示唆を出すことができなくなりますし、警告すらも規制されてアンダーグラウンド市場はますます広がるという事態を生むのではないでしょうか。

そもそも、食欲睡眠欲と同じくらいの原始的な欲求である性欲に関する産業を厳しく規制するとろくなことが起こりません。
食欲が満たされない民衆が暴動を起こすのと似たようなことがアンダーグラウンドで起こってくるのではないでしょうか。
非現実空間と現実空間を同一視していっせいに規制するとなると、少々おかしいのでは?と思うのですが、外国からの圧力もあり(海外で出回っているアダルトゲーム、アダルト漫画のほとんどは日本製)、日本の議員たちは躍起になって面体を保とうとしているようで、とにかく規制して実績を出せば、わが国の性風俗における何々実績はこうですと数字で明示できるわけです。
鼻高々でしょう。
分別のなさを感じさせます。

犯罪白書によると、
http://www.moj.go.jp/HOUSO/2008/index.html
2004年あたりから犯罪は減少傾向にあるわけですが、エロゲーが原因で犯罪が増えているという実態でもあるのでしょうか?
そもそも諸外国や日本におけるポルノと犯罪の関連性とはなんでしょう?
それに何故アダルトビデオじゃなくて、非現実であるお話や絵がほとんどのエロゲーから規制するのでしょう?
やりやすいからでしょうか。

一番心配なのは、エロゲーと呼ばれる性産業(ゆくゆくは性表現)を根絶して、その需要層がどこに流れるかということです。
規制しました。性産業なくなります。安全です。
どこの子供の発想でしょうか。
需要があって、購買層がいたのなら、その購買層が死ぬわけではないのですよ?
次の目的地を目指して購買層が様々な方向に流れ出すのです。
彼らの溜まったフラストレーションが現実空間に流れ出さなければよいのですけれどね。
泳がせておくのも大事だと思います。
集合地点があって、そこに人が集まっていたのなら、その集合地点を崩すこと自体危険な予感がしますけどね。
今度は細分化されたものをしらみつぶしにかからなければならなくなります。

尊厳に上下があるとしたら、それはもう尊厳ではありません。
女性の尊厳を重要視するなら妄想産業ぐらい許せないのでしょうかね?
妄想まで厳しく規制するの?
人権というけれど、絵は人じゃないし。
男性嫌いのコミュニティーやひどく虐待を受けた人たちの発言を読むと、大変隔たっていて、「アメリカ人にひどい目にあったからアメリカは悪い国だ」というような発言が目立ちます。
女性の絵が犯されているのを見て自分たちの尊厳が踏みにじられていると感じるのは、それはもう病気です。
現実と妄想の区別もつかなくなっているのでしょう。
そのような短慮では困ります。

まあ、外堀から埋めようということでしょうね。
いずれは性に関する規制を全面的に展開するための布石でしょう。



うさんくさいったらありゃしない。
野田聖子議員も焚きつけられているだけなのでは?
性に関する表現を審査する機構が一本化されれば、そこに莫大な利益が落ちるからね。

以下ウィキペディア

NPOジュベネイル・ガイド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%99%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89

アダルトゲームと表現の規制
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A8%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E8%A6%8F%E5%88%B6

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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