うんこ。
そうだ。
うんこだ。
突然うんこの話だ。
かと言ってアイドルはうんこをしないとか、うんこの形状とか、便に対する科学的な話をしない、いつもの適当な、かつ実体験を交えたうんこの話だ。
札幌駅周辺は公衆便所が綺麗だ。
デパートもあるしJR駅構内の便所でさえ綺麗だ。
人間は美人だろうがイケメンだろうがうんこをする。
みんなうんこをするのだが、これが困ったことにたまに定期便で来ない時だってある。
そうなると宅配便にでさえ遅延や早く到着した時に文句は言えなくなる。
誰だって時間通りにできたらいいとは思いつつも狂う時だってあるのだ。
だから、と言うと強引だが私も時間通りにはいかないのだ。
しかしながら綺麗な札幌駅周辺の公衆便所で感動した場所がある。
大丸でちょっとおみやげを買った直後その啓示は来た。
もはやその衝動は止められぬのだ。
夫人コーナーで一目散に向かうのは違うと思い、あえて紳士コーナーの5階を目指し、かの地へ辿り着いた。
座り解放感を味わうその直後クラシックがかかった。
優雅な、あ、まだ出てるけど、えっと、この曲聞いたことあるけどなんだっけ?
出終わった後調べようとしても「チャチャチャチャ」なんて検索しても出てこない。
出終わった後にスッキリしない出てこない曲名。
贅沢なうんこ時間を過ごしたと同時に過去のことを思い出した。
札幌駅隣にある紀伊国屋2階のトイレ。
過去にもよおした時があった。
我慢できずに駆け込んだトイレ。
少し汚れていたので流したら大通公園とまではいかないまでも噴水のようにスプラッシュしていた。
当然便器の外にこぼされていた。
嫌な予感ではない。
物理的に嫌だった。
しかし私の肛門は決壊寸前だ。
背に腹は代えられぬ。
初めての脱糞経験をするには若すぎる。
恥も外聞もない。
街中で野糞をするくらいなら、細かいことなどどうでもいい。
人間は必死になると多少の下劣さなど受け入れてしまうものなのだ。
落ち着いた後、ケツを丁寧に拭いた後にわかってはいつつも覚悟があった。
この後流さねばならぬ。
うんこをいつものように流せねばならぬ。
メロスは涙した。
わかっている。
かの便器に水を流さねばならぬ。
水を流した途端。
尻にウォシュレットかというほど水がかかってくる。
うんこをした水が、うんこにまみれた水が、びっちゃびっちゃと尻に打ち付けてくる。
許すわけにはいかぬ。
私は激怒した。
行き場のない憤怒を尻から湧き上がらせ、丁寧にうんこを拭く以上の紙を尻に使い二度と来るまいと心に近い、その場を去ったのだった。
紀伊国屋の2階の便器は2度と使うまいと思い、諸兄にも啓発を促すつもりで書いた。
うんこうんこ。
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