障がい者が国会議員となりました。
彼らは正当な手続きを踏んで正当な形式に乗っ取り正当な権利を有しました。
そこへ何か不満がある方がTwitterでもかなりいたので記しますね。
まず憲法です。
不満があるならこれをまず変える必要があります。
第十四条
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
特に二十五条ですが、健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利という文言は障がい者が国会議員となるに対して不要な文言であって、これを変えなければいけないとなりますけれど、それでもよいのですか?という議論になってきます。
世界中で警戒しているのは「優勢思想」なんです。
生物学的な言葉で言えば「優勢」「劣勢」は高校で習うので違うのですが、慣習に従います。
極右は「優勢思想」です。
何も学術的な裏付けはないのですが、例えば白人が優れているとか、ヒトラーはアーリア人の血に対して他の人種の血が混じるのを嫌っていました。
繰り返し書きますよ。
学術的な根拠など何一つないんです。
さあ、日本で初めて?重度障碍者の議員が出ました。
ごまかしなしで、民主主義の手法に乗っ取り彼らが当選しました。
じゃあ彼らに対して何かを言う人は上記の文言に触れて憲法を改正させるまで覚悟をしているのでしょうか。
地球全体が警戒して努力しているのは「優勢思想」なんです。
こういう親だから、こういう人間だから、こういう子供が生まれたとか、これからAIとかの時代ですから、こういう条件、例えばfacebookで言う、こいつはこれだから、っていうアルゴリズムで判断される世界を避けたいからこそ、どうにかしてそうではない世界を構築しようとしているのではないですか?
じゃあ決められた世界でディストピアを構築しますか?
中国なんてディストピア先進国家です。
中国で何がWEBでブロックされているのか日本人の皆さまはご存じですか?
知ってますか? そうですか。
みんなでジョージ・オーウェル「1984」やりましょうか。
やっちゃおうか! みんなで!
ダメな奴密告出来たら一人一万円もらおうか!
二万五千円だったら立派な監視社会できるぞ!
わかります?
どれだけ酷い世界か。
僕の繋がっている人たちは芸術家だけだから、これがどんなに酷い世界か。
遺伝子的に劣っている人間は社会的な条件は削られる。社会的に劣っていたら社会的に権利は阻害されてもいい。そういう世界って美しいと思いますか?
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