風通しの悪いところは必ず腐る。
嫌な臭いがしだすのさ。
だから常に風通しのよさを心がけている。
それは、外の風をふんだんに入れるということだ。
名誉や権威なんてものは、文字通り犬も食わない。
犬にとって大事なのは、かわいがってくれて、飯をくれる主人だ。
だから忠節を尽くしたいと思う。
こんなこともできないのかと叩かれて育った犬はやがて人を噛む。
恨みを持ち獰猛になった犬は殺されるのがオチだ。
犬はなぜ自分が殺されるのかもわからないだろう。
風通しが悪いと人間が腐る。
本当は勘違いだらけの内向的な奇人が、脳内だけで発酵しつくしたものを芸術だと声高に叫ぶことほど危険なことはない。
皆、病院へ行ってほしいと願うことだろう。
発酵は進みすぎると、とてもじゃないが食えたものではなくなる。
やはり犬ですら食わなくなる。
勘違いが世界を救うことはない。
常に科学のみが世界を救う。
観察と推論と実験と結果。
常にこの繰り返しでしかない。
自分は正しいと思っているものこそ、すでに悪の領域に足を踏み出している。
なぜなら、人の思い込みは常に間違いを引き起こすからだ。
真理はあっても、真に人がそれを掴むことはない。
わかったふりをするだけだ。
風通しをよくしよう。
皆、常識を持ち合っているから、逆に皆が非常識なのだということを知ろう。
私が常に己に命じなければならないこと。
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