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あさかぜさんは見た

日記

10/07

Tue

2008

己の弱さからくる、もろもろのことを他人に無遠慮にぶつける人。
こういう類の人間は昔から遠慮させてもらっていた。
最近では友達としての縁を遠慮なく切らせてもらっている。
なぜならば、たとえば私が大事な友人をその人に紹介し、その人が私の友人に粗相をしたら、結局私の信用が落ちる。
信用とかいう言葉を出さなくても、単純に友達がなにかあったらなんて不安を抱えながら人を紹介できない。
たとえていうなら、当社の紹介した他社が取引先とトラブルを起こしたら、もう手がつけられないほど大変なことになる。
こういうことは常識的感覚だと思うが、大人になってもわからない人間がいるのだということに驚いているし、またそういう類の人間には会わないと思っていた。

自分に負けているから、自分の中で明らかに処理できる小さなことでも、処理しきれず、他人に嫉妬したり、他人を憎んだり、なんとも思ってないようでグチグチ女々しく言ったりする。
つまり、もっている器が小さすぎて、小さな負の感情さえもあふれかえり、その汚水を他人に浴びせかけている。
上記のように例えると、私がこの類の人間をどのように思っているかと言うことがわかると思う。
自分の場合ももちろん同じように思う。
心が揺れていたり汚れてきていたりすると、自分でまずいと思いながらも制御できなかったりする。
昨日?テレビでやっていたが、秋元康さんが「嫌いな人に一年に一回は会う。嫌いな人は自分が持っている嫌いな部分を持っているから、それを知るために会う」というようなことを言っていたと思うが、自分がこれを考えると、とことん落ち込みそうです。
自分が一番最低なのではないかという気持ちがふつふつと湧き上がって、どうしようもなく立ち直れなくなりそうなので、いつも真剣には考えていない。
確かに、自分がやっていても、他人が自分と同じことをしていたら許せないとか、よく考えたら誰にでもある・・・と思うが、どうだろう。
なるべく私は他人がどのような行動をしても、よほどではない限り容認するタイプなのだが、私の精神活動に悪影響を与える人間だけは遠慮なく縁を切る。
これは、私のやっていることが、精神を主体にしてやっていることで、ここによからぬ影響を与える人間と言うのは、私の活動のメリットにはならない。
デメリットになるだけの人間とどうして付き合わなければならないのか、という気がする。

無理をして、嫌な思いをして、人と付き合うことはないと思う。
世の中には権力や自分の優位さを利用して、他人をこき下ろすような下劣極まる人間もいることと思うが、そのような人間が周囲にいて、なおかつ会社の付き合い上、同じ職場の関係上、切っても切れないという人は、本当に気の毒に思う。
私は「サラリーマンは大変だ」と思うよりも、そのような愚か者を社員の意思に反して会社にのさばらせるようなシステムを堅固してきた体質そのものを気の毒に思う。

人間のもろさについて考えてしまうわけですが、今無性に藤沢周平の小説が読みたくなりました。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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