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あさかぜさんは見た

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11/27

Wed

2024

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10/05

Thu

2006

芸術家が死ぬとき

芥川、夏目、川端、三島、おじゃる丸の作者の犬丸りん。
少なくともプロ根性がある芸術家気質の人間は、常に「完成」に向けてひた走る。
それは逆に言えば「死へと飛び込む行為」にも置き換わる。
この中でより多く似ているのは、芥川タイプの人が多いのではないだろうか。
芥川と犬丸りん。
自分・・・のレベルで申し訳ないのだけれど、書いていて、「これではいけない。こんなものじゃ表現できない」そう思う。
例えば完璧に満足のいくものができたとして、次にそのレベルを下回るものに満足できるのだろうか。
できるはずがない。
妥協できなければ死ぬしかない。
なぜって?
普通はここで疑問に思うだろう。
これは芸術家がぶち当たる最大の壁だと私は思う。
自分の作り出すものすべてに不満が残る。
しかし、常に以前よりもよいものを作り出さなければ応援してくれている人以前に自分が満足しない。
責任感があるのなら、応援してくれる人にも申し訳ない。
もちろんクレームもくる。
自分が心血注いだものに「おもしろくない」と言われるのは、己のすべてを否定されること以上にショックを受ける。
それ以前に、自分で充分わかりすぎるほどにわかっている。
血と肉と骨から作り出したものだからだ。
そして、芸術は永遠に完結しない。
この「完結に向けて後戻りできない永遠の苦悩を続ける」のが芸術家で、その芸術が「完結しない」という矛盾を抱えている。
芸術とは、芸術で本気で生きるとは、常に「狂気と隣り合わせ」なのだ。

人間には覗いてはいけない深淵がある。
普通の人間は見ることなく一生を終わるのだけれど、作家は「人間」そのものをテーマにするものだから、見えたものをとことん、それが何か知ろうとする。
その過程で人間の深淵部に入る。
その深淵部に到達するとある一種の矛盾を見ることになる。
これはロジックの矛盾なのだが、生物という観点から見れば、あって当然のものだ。
そして、作家は知る。
「人間とは動物の中でも特殊で・・・な生き物だ」と。
私が「・・・」と書いているのは、まだ知らないからであって、しばらく覗く勇気もないからだ。
でも、ここに当てはまる言葉を知ってしまったときは、私も死ぬかもしれない。

仕事に追い詰められ、そして芸術が扱う「人間そのもの」にも追い詰められる。
己の扱うものに恐怖を一度でも覚えたことがないのなら、その人間は「趣味」で書いているだけだ。
それが「プロじゃない」とは言わないが、写真家なら「撮ること」、小説家なら「書くこと」、画家なら「描くこと」などなど、自分の扱うものに恐怖を覚えないのならば、芸術家とは言えない。

犬丸りんさんのニュースはネットでちらりと見た程度だったが、「死んだ」というよりも、「殺されたか」という印象のほうが強かった。
私も芸術家の端くれというか、端くれにもなっていないけれど、気持ちはわかる気がした。
「仕事で悩む」とは、普通のサラリーマンが悩むレベルで例えるならば、「会社の運命を左右する商談を常に引き受ける」ことになる。
商談が失敗すれば会社は倒産する運命。
そのくらいのプレッシャーと悩みだと思ってもらえればわかるだろうか。

芥川は己に殺された。
夏目は人間の闇に殺された。
川端は人間の死に深く関与しすぎた。
三島は愚鈍な民衆に理解されなかった。

犬丸りんは・・・何に殺されたのか。

芸術家は、常に感覚的に死へ向かう。

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10/05

Thu

2006

「真実を知ろうとすることはいつも命がけなのだよ。死にたくなければ虚構の中で黙っていることだな」

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10/04

Wed

2006








そういえば、グーグルってなんだろう?
という単純な疑問から読んでみた。
ちょっと前に、「情報」のことを考えてみたのだけれど、検索エンジンもひとつの「情報」だ。
だって、検索して10ページまで見る人は、ほとんどいない。
だいたい検索して上位に出るものしか見ないわけです。
それで、先に書いたブログのように、「情報の発信者になんらかの圧力(偏見・情報不足など含む)がかかった場合、情報の受け手は真実を見抜けない」という内容を書いたような書かなかったような気がしたのですが、じゃあ検索エンジンはどうなのかと。
皆さんグーグルってタダのプログラムか何かだと思ってませんでしたか?
実質的にはそうなのですが、ちゃんとした会社組織が運営しているようです。
会社だってこともよくわからないですよね。
私もグーグルってよくわからなかった。
一口で言えばグーグルは「検索エンジンを使った世界規模の広告代理店」のようです。
そのほかにもサービスは拡大しております。
このブログにも上にグーグルの広告がありますが、あれ、全自動で出てきます。
というグーグルなのですが、検索上位に出てくる情報はいかにして絞られるのか、という部分では、どうにも人為的に(プログラムといえど人が作っているので当然ですが)操作できるようなのです。
となると、これが大きな権力を持つ組織や何かに圧力を加えられた場合・・・と、仮定したのですが、どうやら圧力の事実があるようですね。

これから、小さな端末によりたくさんの情報や機能が集まる時代になります。
クレジット機能がついた携帯の次なるステージは、携帯のネット化(HPを携帯で完全に見れるようにする)及び、クレジットで携帯ネットショッピング、携帯キャッシング、携帯セキュリティー強化(マンション・家のキー)、携帯ネットオークション・・・ブロードバンドやダウンロードなどのオンデマンドはすでに携帯でやりはじめています。
これらをさらに強化していくでしょう。
(現金を目で見れなくなると、破産する人もたくさん出てきますよ)

推測するにヤフーが携帯業界に入ってくると、必ずこれをやるはずです。
他にもリアルタイムでニュースはわかる。
天気予報もわかる。
すべてがリアルタイム進行で情報が今よりも洪水となって流れてくる。
その中には、真実が伏せられた事実も多くある。

となると、より個人の責任が高まり、より個人での情報収集に責任がかかる中で、頼れるものといったら検索サイトになってくる。
ニュースサイトしか信じないという人も出てくるかもしれない。
で、「検索サイトは本当に意図的なものはないか」と言ったら、どうもそうじゃないみたい。
これは、もっと「情報の受け手」が賢くなれってことですね。

二冊とも共通しているのは、「新しい商売の方法」が書かれていて、これから、どういう商売がより効率的なのか、そして他社がどのようにネットを利用すべきかのヒントが書かれている。
大企業のやり方と、中小のやり方が違うように、それぞれ独自の戦略を有効に組めるようになったのもネットのおかげかもしれない。
それで、上記したように、どう考えてもあらゆるものがネットに重きを置いてくると思うし、ユーザーもネットに期待すると思う。

その中で起こるのが、一極集中という不可思議な現象。
いろんなものを調べるのに、一つぐらいしか検索サイトを使わないし、ショッピングでも品揃えがよければ、あまり多くのサイトを観覧したりはしない。

「情報」というものに対しても「一極集中化」が起こる。
より端末がプライベート化していくごとに、「与えられる情報・サービス」も「プライベート化」する。

これは裏を返せば、ひとつの「管理社会」が生まれることになります。
たぶん、ユーザーは管理されることにまったく抵抗を感じずにサービスを受けていく。
言い換えれば「情報に飼いならされる」わけですね。
少なからず、現代でさえそうなのだから、これからもっとその状態が加速化するわけですな。

こういう未来があるというのに、どうして教育で「ディスカッション」の授業をやらないのかと疑問でならない。
より多くの価値観や、まったく異質のものに接して、建設的な思考を組めるように訓練しなければ、これからの時代生き抜けないと思うのだけれど。

ところで、余談なのですが、本に書いてある通り、グーグルやアマゾンが一人勝ちしていくのかなと思うと、最近はインドががんばっている。
これはまた直感なのだが、インドは数学に強いし、教育にも恐ろしいほど力を入れている。
今はアメリカなどの下請けでソフト受注などをしていたりするが、これが、それこそグーグルをしのぐようなプログラムを組んだりするソフトの力をインド自らが握ったら、アメリカとインドの立場は逆転すると思う。
インドにはカースト制度が廃止されたからと言って、まだ人々の偏見的な気持ちまでは完全に変われたとは言えない。
だが、もし、カースト制度の身分の中にさえも入っていない、アチュートと呼ばれていた人たちから、富を握る権力者が出てきたら、ほんの少しずつ変わってくるのではないかと思っている。
たとえそれが、インド内部からは不可能でも、海外で力をつけた権力者がインドに戻ってくることは充分考えられる。
恐らく、10年、20年と長い時間をかけて変わっていく、潜在的な超大国だろう。

検索エンジンはプログラムで動いている。
グーグルは全世界の情報をファイル化しようとしている。
だが、グーグルが生まれたように、インドの中でもグーグルを凌ぐ何かが出てくるかもしれない。
もしかしたらそれはインドではないかもしれない。

だが、「グーグル」が他の文字に変わろうと、「情報」に対する危険性はいつの時代も変わることはない。
「どう情報とうまく付き合っていくか」も、これからは個人の責任でしかない。
まるで集団が情報に分断されて、まったくの個になっていくように。

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10/02

Mon

2006

希望も絶望もどちらも想像力の賜物

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10/01

Sun

2006

見ればわかりますけど、何も持ってません。
それで「なんちゃってギタリスト」を演じるわけですが、

もうすでに、パフォーマンスが一流エンターティナー

なぜか笑いが止まらない






そして、次のが世界選手権で優勝したチャンプの技
この方、日本人です。
わが国の誇り!





・・・すばらしい!!

アメリカはこういうパフォーマンス性の高いものをとても好みます。
私もこういうの好み。
大好きです。

エアギターを広めようの会でした。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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