地球が壊れる前にhttp://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/2058
とっても作りがわかりやすくて、本当によかったです。
持続可能なエネルギーと持続可能な地球を残すためにどうすればいいのか。
まとめると下記になります。
とにかく次の世代ってよりも、我々が生きている時代に単なる温暖化を超えて難民問題が発生するということ。つまり地球から人類が住める場所が少なくなってくる。
今パリやドイツなどを見てもわかる通り、あのレベルではなく桁違いの難民、数にして数億単位で増えるということは、国家を揺るがしかねない安全保障上の問題と人道上の問題がぶつかりあって一国を揺るがすことになる。
そのまま海面上昇によって沈む国家と人間に対し「死ね」とは言えないから、各国での難民受け入れは、このまま海面が上昇すれば必須となってくる。
本編は特に隔たることなく満遍なく網羅していたのが物凄いいい仕事してる感ハンパなく、牛のメタンガスの温暖化効果、その飼料にどれだけの森林が壊されているのか、パーム油畑による森林破壊、例えば油で揚げた製品のほとんどすべて(お菓子、インスタント麺等)は、パーム油が使われているから、それを食べることは森林破壊と温暖化に力を貸していることになると示唆しているのは、あまり表には情報として出てなかったんじゃないかなと思ってます。
化石燃料消費(電力等)による影響と、温暖化を訴えた科学者への嫌がらせ。
「インサイダー」という煙草の害を訴えた職員が戦う映画があったけど、いつになっても利益団体を脅かすことは、あからさまな脅迫とメディアを使われた圧力が加えられるということ。
ディカプリオだって、よく殺されずに済んだものだとさえ思ってしまいます。
私自身も札幌という地に住んでいて20年近く前とは違ってきていると痛感しています。
まず雪祭り期間に雪像が溶けるなんてことはなかったし、雨なんて降らなかった。
積雪も数メーターあったのが、今は溶けたり積もったりで腰くらい積もることが珍しい。
そのうち雪祭りはできなくなると感じています。
このまま南極などの氷が溶け続け、海面が4,5メーター上昇すると、一体どうなるのか一目で見られるツールもあります。
http://flood.firetree.net/海面上昇でどこが浸水するのか。
沿岸沿いに住んでいる方、ぜひ調べてみてください。
今北九州の小説書いていますけど、例えば工業地帯は全部水没し、小倉駅周辺も浸水することになります。
今撮っている地域の写真が幻になる未来が20年30年後に待ち構えているわけです。
札幌は北にある石狩市は完全に海になり、大通のテレビ塔から車で1時間近くかけて海を見に行ったのが、わずか20分の距離までになってしまう。
難民のことを書きましたが、難民は国外ではなく実は国内でも出てくるんです。
これぐらい深刻な海面上昇が起こると、まともな水を確保することや食料を作ることすら難しくなってくるわけです。
世界に水や食料が乏しくなれば水や食料を輸入などということは不可能になります。
まさに人類は個人のことを考える時代から、子供たち、孫たちのことを考えて生きていかなければならない時代になったのです。
信じられないスピードで変化してしまったということなんです。
私たちは一体何を残すのか。今からできることは何なのか。
少しずつ話し合ってみるのがよいと思います。
誰にって? 友達とか家族とかです。
まずはそこからです。
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