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あさかぜさんは見た

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07/20

Mon

2020

鴨頭嘉人さんのYouTube見てる

何か月もちょこちょこ見ているのだけれど、面白いことを言っていた。
「95%は講演後に行動しない」
聞いた人のほとんどはお金を払っているにも関わらず、その場で満足するか忘れるかしてしまうから行動しないそうだ。

僕は弱い人の気持ちがよくわかるし、自分も心が弱く半アルコール依存症にもなっているから、たぶん95%の中のさらに弱い2割ぐらいかどうかは知らないけど、そこら辺の人たちだと思っている。
それで僕は昔から考えていていまだに結論が出ていないことがある。
それは心の弱い人間が強くなっていくにはどうすればいいのか。
そのメンタルの土壌を作るにはどうすればいいのか。
「行動するしかない」のはわかっているけど、きっと「95%の人たち」は永遠にそのままだよね。
それとも何度も何度も刷り込めばだんだん「残った95%の中の95%が・・・」となっていくのだろうか。

例えば僕は嫌なことが頭から離れず、その時はアルコールの力を借りるしかない。
運動してもイライラするし、食べてもイライラするし、大声出してもイライラする。
そうして忘れるための手段が常習化してくる。
特に依存症の漫画の中で「報酬系」と呼ばれる脳の機能が刺激するから癖になると描いてあって、なるほどなと納得した。
何故なら僕は今店先でアルコールを見ると梅干し思い浮かべたみたいに口の中に唾液が出てきて、飲みたくなってしまうほどになっている。

他にもゲームをやっている時も面白いゲームがあると永遠とやっている。

なんでだろうね。
自分の経験から言うと「報酬系」もそうだけど、加えて人間は「快楽」の方が強いから、より楽な方へ行くんでしょう。

人類は成功法則は結構編み出していて、何故か成功者は自分の苦労体験とかもあるのだけど、最後にはゴリマッチョになっていく性質がある。
ゴリマッチョって言うのは、最初は優しかったのが、最終的には強者の理論になっていって、その強者の理論にならなくてはダメだと、弱いものを排斥しかねない理屈になっていく。
人は自分の脳を騙せるから、やがて分厚く塗られたものが、感情になっていくのかもしれない。
わかるけど、この方は「世界を変える」と仰っているのだから、違和感がある時がある。

僕は本を読むとき読書の習慣がない人は、絵本から始めようと薦める。
「大人だから絵本なんて=あれは子供の読み物だから」と頭から否定していると(プライドがあると)、ステップアップって難しい。
ゲームって、とっても面白くって、あまりにも難易度が高すぎるとゲームは売れない。
だいたいはゲームシステムの説明があって、操作させながら覚えさせて、後半に行くにつれ、少しずつ難易度が上がっていく。
その間に細かなイベントがあって、クリアするごとに効果音なり音楽なり映像なり色んな演出で盛り上げてくれる。つまり報酬が与えられる。
世の中に出ると、この手の報酬はなかなか与えられなくなる。給料ぐらいか、もしくは自分で目標設定して自分の中で盛り上がっていくしかない。
じゃあ多分自分で目標設定して盛り上げていくことはできるけど、95%の人はそのことを「快楽に勝る報酬だ」とは感じていないわけだ。

鴨頭さんはお酒を飲めないみたいだから、紀元前から続いている人類の快楽を知らない、はず。
そしてゲームをやるのは精神が未成熟だからやるということも言っていた気がする。スマホゲームはそうかもしれないけど、ゲーム産業が映画産業をゆうに超える規模なのは軽視しているのだろう。目標達成には関係のないことだろうし。
じゃあこの2つの快楽がどれほど強いものなのか、特にゲームなんて習慣のない人間を習慣化させるシステムがあることを知らないのかもしれない。
上に書いてあるゲームのステップアップ形式。ゲームバランスがきついと途端に遊んでくれないけど人気のあるゲームには必ず「報酬系」がある。

鴨頭さんは「ギフト」ということを考えていて常に与えようとしている。
「講演そのままパクってもいいよ」って言っているぐらいだから、自分なりの解釈をしてYouTubeでも始めればお小遣いは稼げるかもしれない。講演にもお呼ばれしちゃうかもしれない。
でもやっぱりそれは「行動できた人」であって、「行動までのメンタルブロックを外し常習化させるメソッド」にまでは至らない。

伊賀焼の先生とお話した時「才能って何ですか?」と聞いたことがある。
「環境だろうね」とあっさり答えた時は「それはイラっとしますね」と素直に伝えた。
だって先生のオヤジさんは既に素晴らしい伊賀焼の陶芸家で小さなころから「芸術」というものに囲まれていたんだもの。
うちはサラリーマンの家庭だったし、芸術のことには非常に否定的だった。学校の先生にも「映画監督になりたい」と言ったら「頭がおかしくなった」と親に連絡がいったそうだ。
じゃあ僕は才能なんて、これっぽっちもないじゃないか。
とても悲しくもなる。

「才能=環境」なのはよくわかる。
つまり「思考を変え行動を変え習慣を変え環境を変える」ってことだ。
ここまでの作業をゼロからやるのは、かなり骨が折れる。
「5%の人たち」って「才能のある人」だと思う。
既に環境を変える力を持っている人たちだ。
でも残りの「95%の人たち」は「才能のない人」だ。
だからこの手の人たちを変えるには「才能を導き、才能を行為させ、才能があることを認識させ、才能を証明する」必要が出てくる。
もうここまでの理屈になってくると「行動するしない」の問題ではなくなってくる。
「システム化」させるしか術はなくなってくる。
しかも「報酬系」も欠かせない。
もし「才能への報酬系システム」みたいなの考えられたら、自分が長年考えてた「メンタルブロックが強く心が弱い人間への成功快楽法」みたいなのが出来上がるのかな?

もう少し考えてみる必要がありそうだ。


追記:8/9
95%がどうしてできないのか。潜在意識を変えられないからだ、というところまでわかりました。つまり、この潜在意識の改善方法さえ見つければよいということになりますね。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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