自分は、具体的なメーカーを出して申し訳ないが、セブンイレブンのチューハイのアルコールは頭が痛くなって動けないほどになる。
コンビニで独自で作っているチューハイシリーズとも言える。
色々個人には同じアルコールでも受け付けない受け付けられるものがある。
もう僕は甲類焼酎に関してはほぼ鬼門になるので無暗な冒険はしないことにしている。
いつもは缶チューハイの9%とか狙ったりするけれど、そのうちこれもダメになる可能性もある。
いい酒を知ってしまうと、悪いものが入ってきた時に体でわかるようになってしまった。
体の反応でいい酔い方、悪い酔い方が少しずつわかってきている。
この反応は自分の中でとても考えるところがある。
つまりいいものを知ろうとしなければ、悪いもので自分を満足させようとする。
それが一時しのぎで、一時の辛さを忘れる麻薬のようなものになろうとも、経済的な事情でそこに甘んじ、そしてそれでいいと納得しだす。
酒の飲み方一つでも、ダメなものへと浸っていく。
最後には何でもいいから酔うみたいになってくる。
美酒はいつも飲めるわけではない。
だってお値段だって張るし、経済力なければ、そんないい酒なんて無理だ。
でも、なんでそんなに高いんだろう。そこへの想像力は必要だなと酒蔵を訪ねてみて感じる。
北海道は小樽ワインと言われるワイナリーをはじめ、日本酒、ワイン、ブランデー、ウィスキー、今ニッカは国産のジンも作っているし、とにかくびっくりするほどの酒の産地だ。
しかも三笠には化け物級のワインがある。
空気に触れるたびに味も香りも変化してくる。
ロバート・パーカーJrにも当時日本最高のワインの評価をもらいマツコの知らない世界でも紹介されたと前ふりで聞いた。
視界に広がる斜面にはぶどう畑。下には以前海だった土がある。
見えるものだけじゃなくて見えていないものへは色々な知識と想像力が必要だ。
そんな総合力を発揮して見えないものを利用している。
いい酒を造るための努力だ。
三笠だけじゃなくて酒蔵見学をすると知らなかったことが沢山。
お値打ち品を売っているスーパーの社長だかが、
「安いものにはわけがある。高いものにはストーリーがある」
みたいなことを言っていた記憶がある。
いいものを身に着ける。
それはストーリーを身に着ける。
ストーリーを体の中に入れていく。
つまりは自分もきちんとしたストーリーを積み上げないといけない。
ストーリーを積み上げることによって、よいものが出てくる。
よいものを手に入れてもいい資格が出てくる。
そんな気がしている。
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