現代人は、特にストレスを抱えて生きている。
私もなれない密接形の接客業を始めて、相当ストレスを抱えている。
それも、「おもてなし」をしなければならない側で、そんなことしたこともない人間にとっては、もはや客側からしたら「なんでこんなやつがいるのか」という心境だろう。
ストレスというものを抱えて気がついたのだが、気が散って何もできない。
集中力がないのはいつものことかもしれないが、それ以上に、夢を膨らませられなくなった。
色々な想像をして豊かに物語を作っていかなければいけないのだけれど、不安や心配でまったく身が入らない。
いちいち評価というものがなされ、ある基準の中に押し込められて、「できる」「できない」が常に判定される。
私はとろくさいので、いつも「できない」側だし、むしろできる人よりもできない人の心境のほうがよくわかる。
どうしようもできないことでも責められる理不尽な状況を現代人は生きている。
どうにかしたくてもできない思い通りにならない苦痛の中でも現代人は生きている。
必要以上に欲を出さないことは、資本主義の中ではむしろ悪行に近い。
なぜなら、会社にとって利益が出なければ、自分が生活していく分も怪しくなるからだ。
無欲に徹することができない。
我が強すぎて、人に押し付けてもなんとも思わない。
情報を拡大解釈しすぎる。
人間の思考は、自分で思っている以上にめちゃくちゃだ。
だからルールを決めなければいけないのだろう。
他者との距離感がめちゃくちゃな人は、必ず自分を押し付ける。
「こうされて当然」「おかしいのは絶対お前だ」
その思考の中に、「自分が相手にできることは何か」という考えは一切ない。
そして常に一方的で対話の意思がないし、日本人の場合、察せずしていかがなものか、という精神論が入る。
でもこれからの時代、わがままを言う人ほど淘汰されていく。
地球事情が人間のわがままを許さなくなってきている。
お互いに協力して、何ができるのかという時代になっていくだろう。
消費も他者へのわがままの押し付けも破壊行為に他ならない。
夢を認めない社会ほど育たないし、夢を育てない社会ほど茨のような居心地の悪い世界になる。
最近会社がどのように会社員のストレス、もっといくといじめなどに対処していくかが重要課題になっているようだ。
ストレスは夢を壊す。
ストレスは、会社を疲弊させる。
バブルの時代が終わったからこそ、もっと人のことを考えなければならない時代になってきている。
見かけ上の「仕事ができる人」が、もし他者へなんらかの理不尽なことをしていれば、結局は会社を壊している。
常識なんて本当はどこにもない。
国が違えばやり方も違う。
歳が違えば感じ方も違う。
時代が違えば考え方も違う。
これからの時代、破壊は完全なる悪行となる。
正常な意味での、人同士あたたかな関係やぬくもりが持てる場所を再興しなければ、日本もまた破壊のしっぺ返しを受けることになる。
お話書ける頭になりたいな。
夢をたくさん描きたい。
人のありのままを見たい。
落ち着かなくて、いつも気が散ります。
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