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あさかぜさんは見た

日記

07/25

Mon

2011

ファッション感覚で入れる人が最近いるようで、私の知っている友達も何人か入れている。
だけど刺青は消しても痕が残ることから「一生もの」である。
それで、だいたい安易に入れる人は「一生もの」っていうのが、どれくらいのことかわかっていない人が多いようだ。

というのも例えば20代、25ぐらいに入れたとして、20年ぐらいたち50近くになってきた時も、本当にそれが必要かと問われれば、どうやら揺らぐ人が結構いるらしく、結局は入れなければよかったなと後悔するらしい。
そりゃそうだろうな、とは思う。
若い時は肌が張っていて、見栄えもよいけれど、年をとってくればよほどの手入れをしていないと皮がたるんでくる。
見るに耐えないし、銭湯や温泉で50ぐらいの人が刺青入れて入っていくという将来の自分を少しでも想像したことがあるのかなと思ったりする。
自分が生きてきた2倍もの時間をさらに生きて、価値観が変わらないのだとしたらよっぽどの人だろうし、老人になっても残ってもよいだなんて若い頃は考えられないのだろうが、「一生もの」というのは簡単に考えているほど軽くはない。

昔は刺青はヤクザ者というイメージがあったが、「タトゥー」というカジュアル表現になり、デザインも綺麗なものが出てきただけに若気の至りで入れる人がいて、やっぱりその時は「アクセサリーを身につける」感覚でしかなく、万が一にも特定の何かを指し示すタトゥーなんて入れてしまい、一生それを背負えるかと言ったら、ほとんどNOの場合が多い。
その時は熱を入れて「一生~を大事にする」という誓いを天地天命にかけたりするが、一生っていうのは文字通り人生のすべてをかける、死ぬまでかける、ということなのだ。

50にもなって子供っぽいものを見せ付けられるのは、あまりいい気分ではないし、50にもなって大人になりきれていないとしたら、むしろ見ているほうが虚しさを感じる。
人間は長い時間生きていれば価値観は変わるものです。
人間は学ぶ生き物だから。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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