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あさかぜさんは見た

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08/22

Mon

2011

トンボを見に行った

もうトンボが飛んでいるらしいとのことで、どれどれと近くの池のある公園まで行くと見当たらない。
少し慎重に周囲を見渡しながら行くと、アジサイの青い花の近くに飛んでいるのを偶然発見した。
今回はその一匹ぐらいしか見当たらなかった。
紅葉を始めている木も少しだけ見つけた。
風もお盆を過ぎてから少々冷たい。
もうそろそろ秋が来ているのだなと感じた。

ところで、その近くの公園は昔遊んだことのある場所だった。
今は違う場所に住んでいるのであまり頻繁に行くことはなくなってしまったが、ふと昔とよく比べてみると随分と柵が増えたなと感じた。
水路にも柵、池の周囲にもロープ、公園の入り口を出た車道の前にも鎖。「大変危険ですので渡らないでください」という内容。

前はそういうものは一切なかった。
この柵は水路に落ちるのを防いだり、池に落ちるのを防いだり、道路に出て車にひかれるのを防いだりする目的があるのはよくわかる。
つまり「リスク」というものを軽減させようと危険に対して未然にあらゆるものに対処しようということだろう。

ああ、人間って危険があると、こうして自らの環境を整理し、柵で囲い、境界線というものを増やしながら自分たちの生活に対して自縄自縛をするのかもしれないなと一瞬感じた。
そうやって柵をたくさん作り、中へ中へと小さな範囲に向かって整理していくような生き物なのかもしれない。
きっと黙っていたら、危険に対しての柔軟性がなければ、柵の外に出ることもできずに囲われてずっと生きていくのだ。

そんな、いや、きっと、未来の人間の日常は巧妙な柵に囲まれた都市の中に存在していくに違いない。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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