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あさかぜさんは見た

日記

11/13

Wed

2019

働きすぎって

飲食メインで働いていて、キッチンがようやくホールの年数を超えそうなくらい今キッチンで働いていて、正社員になるほどの体力がないからアルバイトにでいるけれど、見ていると体壊していない人が珍しいくらいの実態がある。
実際労働の割には給料は多くないし、一生懸命働いて体を壊しても、その負担は当然自分ってことになるから、体強い人じゃないとやっていけない。
そんな体強そうな人でさえ、例えば膝が割れて手術したり(疲労骨折)、体どこか壊して入院したり、精神病んだりと、飲食って体育会系かつ風通しの悪い(勉強する暇もなく独自の経験則が横行しまくる)業界であるので、とにかく悪い所はとことん悪い。

最近「生活をする」という概念を知ったのだけれど、これは家事炊事掃除をきちんと確保できる時間を持っていることを指すのだそうだ。
最低限の生活はここにあるのだから、生活が阻害されるとなると少し問題が出てくるわけですな。

例えば憲法25条。



二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。



「文明的な」ではなく「文化的な」なのですな。
ということは、読書をしたり、本を読んだり、歌を歌ったり、何かを創ったり、なんてことが出来る状態を意味している。
文化的な作業をするには、少なくとも心に余裕がないといけない。
ちなみに今心が荒んでいて家の中がどんどん汚くなっている。
掃除機もろくにかけていない酷い状態。
時間はあってもやる気がしない。
文化的でさえ、精神が荒むとできないのに、社会福祉や公衆衛生の向上なんて不可能となる。
ここまでやるには、相当生活面で余裕がないといけないってことだ。

余裕。
余裕って何だろう。
少なくとも今年はハッキリ感じたのは「お金」「時間」「孤独にならない」「人のために何かできる知識と行動力」なんてものが揃ってないといけない。
さもなければ余裕などない。

日々生活していて、とにかく泥沼にはまっていくような感じがする。
底辺の生活って、本当に心に余裕など産まれないのだなと感じる。
職場のストレスを忘れるために1日中酒を飲んでなきゃいけなくなる。
底辺の人間は鬱憤の矛先を常に探している。
だから弱い人間を見つけては捌け口にしていく。
職場以外で時間的余裕などないし、ゆえにストレス発散ができないから、職場だけがストレスコントロールの場所になる。
だから当然の成り行きとなる。
これは飲食じゃなくても、どこでも一緒。

せめて、自分だけはとは思ったけれど、攻撃の対象とされると、こっちも余裕がなくなってくる。
蟻地獄。
同じ場所に引き込もうとする。
人には人の人生があるんだけどな。
以前ブラック企業だと噂されるところで「まだ遅刻で罰金ってやってるんですか?」と聞いたら「やってる」と言われた。
あなたもこういう生活してみれば色々わかりますよ、なんて言われたけど、冗談じゃねぇんだよ。
目の下にはクマ、顔には精気なし、笑顔も不自然、自分たち以外の世界はないかのような閉塞的な価値観。
そういう人間になりたくないから自分はあんたたちの側にいかないのに。
でも文化的な生活を送るまでには達していない。

働きすぎはよくないよ。
本当に。
自分、働きすぎなわけじゃないけど何も追いついてない。
職場ストレスで動けなくなるくらいだ。

もう少し人に恵まれても、いい気がするんだけどな。

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。

気が付いたら他人からとても褒められる娘ができまして、人生が大きく変わりました。
この小さな可能性と向き合うため頑張って生きております。

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