忍者ブログ

あさかぜさんは見た

リクエスト何かあれば「comment」に書いてください。「note」「Paboo」で小説作品読めます。

04/12

Tue

2011

原発のメリットは何だろうとふと考えた。

経団連会長、「原発賠償は国の責任」 東電国有化論は一蹴
(産経新聞:2011.4.11 19:01)

なぜこの方はここまで原発にこだわるのだろう。
当然この人はトップだから、その下に隠れている方々がたくさんいらっしゃるのだろうけれど。

東電の株価は3月11日の終値2121円。
週明けの14日終値1621円。
昨日11日終値500円。
日経では企業価値は2兆6564億円が吹き飛んだとあり、さらに2010年9月末時点での有利子負債が7兆6211億でそのうち社債発行残高が約5兆。
この後にも当然福島など被災地への賠償金問題、現地農業、放射性物質の水を海に流したことによる海洋被害への賠償などを含めると、東電一企業ではまかなえないほどの金額になる。

これだけの金額に税金投入となると国民の誰が納得するのか。

なぜ声高に経団連の会長はこの期に及んで原発を推進するのだろう。
原発は発電コストが安く、短期的に見れば水力、そして一番金のかかる火力よりも断然金が入る。
取るお金が使用量で割り引くことはないのだから、原価は安いほうがいい。
でも、それだけの短絡的な考え方なのだろうか。

東電株の買い占めは「香港ヘッジファンド」!利益100億円
(ZAKZAK:2011.04.11)

そろそろこのような記事を見かけるにあたり、地震が起こった直後に直感していたことが現実化してきたので最近は日記を書いているが、経済に弱いと背後関係がよくわからないから困ったもの。
経団連の会長はこの手の外資とはまったく繋がりがないのだろうか。
いや、まったくないとはいえないだろう。
もはや天下り先としては東電は使えなくなった。
ならば残るメリットは何だろう。
原発を推進しなければならないメリットは彼、彼らにとってなんだろう。
金が関わっているのは間違いないのだけど、その金はどのような金なのだろう。

これから復興に徐々に入っていく。
復興には金がかかる。
当然復興に介入してくるのは日本の企業だけじゃないはず。
表向きは日本企業でも「外資」ということは充分ありうる。
私は文字しか扱えないから、文字で一生懸命がんばるつもりだが、本当に日本人が知恵を結集しなければ骨抜きにされるのではないかと思うふしもある。

拍手[2回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

フリーエリア

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

バーコード

プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

最新コメント

(07/27)
(02/23)
(03/05)
(03/02)
(01/24)
(07/29)
(01/21)
(08/16)
(04/28)
(04/20)

ブログ内検索

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

忍者アド

Copyright © あさかぜさんは見た : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]