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2008

歴史に耐えうるもの

自分は100年200年耐えうるものはどういうものかということを常日頃考えている。
そして、それが真の芸術だと思っている。
自分のプロの定義とは「その職に対して震えるほどの恐れを知るもの」がプロたる定義だと考えている。
だからこそ、そこに謙遜の気持ちが生まれる。
職に対する本当の恐怖を知らぬものはプロではない。

私は、今小説を書こうとしている。
「小説を書く」という行為は、「現存している過去を誰もが見えないもので切り取る行為」ではないと思っている。
真の文学作品とは常に「未来を作るもの」であると考えている。
そして、芸術とは常に「未来を作るもの」であると考えている。

現代人は「人気」や「金」に左右される。
だが、そこに芸術的価値間や、歴史に耐えうるものを作ろうという崇高な観念はなく、すべてその場しのぎである。

私はここに真っ向から反旗をひるがえすことに決めた。
文章を書くことによって、人を見つめることによって、自分ができることとは何か、商業主義に翻弄されている企業ができぬこととは何かを、考え、そして何ができるかを考え抜いてきた。

作家になるとは「貧乏になれ」と心から決めよという人間がいるが、私は真に正しいものに金が流れぬならば、死んでもいいと思っている。

司馬遼太郎が言っていた言葉をおぼろげに覚えている。
それは、「革命」の定義だ。
第一に「理念を論じてそれに死す者」そして第二に「それを継承して行動し、挫折するもの」、そして第三にそれを教訓として「継ぐもの」・・・ああ、酔っ払っているからちょっと違うかもしれないけれど(たぶん、かなり違う)、私は第一段階の人間になってもよいと考えている。
私の理念と理想を継承するものが、それを成しえようと懸命に命を使う。
私は犠牲になる立場なのだと考えている。

私は、「己が生きるために命を使っている」のではない。
私は、「己がいかに人類に警鐘を鳴らしていくか」に重きを置いている。

私の生きる道、私の生きていかなければいけない道。

私は、日本人が見失った道を、少しでも照らしたい。
そして、人類が見失った道を、少しでも照らしたい。

それが、私の生きる運命。
そしてそれが、私の芸術を作る理由。
「歴史に耐えうるもの」

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プロフィール

HN:
あさかぜ(光野朝風)
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/06/25
自己紹介:
ひかりのあさかぜ(光野朝風)と読みますが光野(こうや)とか朝風(=はやぶさ)でもよろしゅうございます。
めんどくさがりやの自称作家。落ち着きなく感情的でガラスのハートを持っておるところでございます。大変遺憾でございます。

ブログは感情のメモ帳としても使っております。よく加筆修正します。自分でも困るほどの「皮肉屋」で「天邪鬼」。つまり「曲者」です。

2011年より声劇ギルド「ZeroKelvin」主催しております。
声でのドラマを通して様々な表現方法を模索しています。
生放送などもニコニコ動画でしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらへ。
http://com.nicovideo.jp/community/co2011708

自己プロファイリング:
かに座の性質を大きく受け継いでいるせいか基本は「防御型」人間。自己犠牲型。他人の役に立つことに最も生きがいを覚える。進む時は必ず後退時条件、及び補給線を確保する。ゆえに博打を打つことはまずない。占星術では2つの星の影響を強く受けている。芸術、特に文筆系分野に関する影響が強い。冗談か本気かわからない発言多し。気弱ゆえに大言壮語多し。不安の裏返し。広言して自らを追い詰めてやるタイプ。

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